nakagi rin さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
さよならに出逢うということ
「プラスティック・メモリーズ」
泣きましたね、はい。
原作はなく、アニメオリジナル作品です。
第一話から、なんとなく終わり方が見えていた、といえばそうなるのかもしれません。
そういう決まりというか、限界というか、現実というか。
だからこそ二人が、そのことについてどう向き合うか、それが物語の中心だったのかなとも思います。
預ける側と、受け取る側。
送られる側と、送る側。
どちらがより大変かとか、そういう話ではないですよね、きっと。
ただ世間一般において、送る側は笑顔を見せてあげなさい、なんてことをよくよく聞きますが、そんなわけないですよね。
泣いていいんだと思います。
涙を見せてこそ、辛さを見せてこそ伝わることもある。
私はこんなにもあなたのことが好きなんですよと。
生きていく中で出逢う、たくさんのさよならが、何かの形で私たちの糧となってくれているのなら、それは悲しいけれど綺麗なことでもあるのかな。
私はまだよくわかりません。
以上、感想でした。
P.S:幸福数値があるならば、最終的には絶対値にしてください神様。