いしゆう さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
お前 生きようとしたな。 Ⅱ期はハード成分マシマシ!バトルもパワーアップ!
あらすじはあにこれを参照ください。
放送時期:2006年10月~12月
Ⅰ期からの続きです。
OP/ED は変更なし
好きな楽曲だから 嬉しかったです♪。
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◎物語
”双子の殺し屋編” ”偽札編” ”日本(鷲峰組)編”の三部作です
〇双子の殺し屋編
強烈なキャラが登場しました!
お互いを”兄様””姉様”と呼び合う幼い双子
その名もヘンゼルとグレーテル
斧と自動小銃を武器にロアナプラで暴れます
双子の依頼された標的はホテル・モスクワ
バラライカ姐さんとのパワーバトルは必見です!
{netabare}
仲間をやられ
非情に双子を追い詰めるバラライカ姐さん やっぱり怖かった!
また 幼い双子の凄惨な過去を知ってから
とても複雑な思いになりました
最後青空を見つめながら・・・の場面は泣きました{/netabare}
〇偽札編
精巧な偽札原版データを巡って
ロアナプラ中の殺し屋たちが争います!
さっきまで一緒に酒を酌み交わした人と次の瞬間殺し合う
そんな この街の日常が垣間見える所が面白かったです。
{netabare}
ただの戦闘狂かなって思っていたエダの秘密がアレってビックリ!
思いっきり騙されました○o。{/netabare}
〇日本(鷲峰組)編
舞台は日本! やくざ同士の抗争に
ロアナプラからバラライカ姐さん参戦します!
{netabare}
どうなるのかなって?
やくざ同士の抗争のルールを
ヌルイやりとりと感じ取り
”日本の連中に戦の作法を教えこめ!”と号砲を発する姐さん
”我々はリスクの多くを負担している
つまり 全ての決定権はあなた方でなく 我々にある”
自身の将来を案じるやくざと今を生きているバラライカ!
勝負は予想通りの展開でした♪。{/netabare}
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◎感想
〇全体的
Ⅰ期は派手なガンアクションや刺激的な物語が中心だったのですが
Ⅱ期は+α”狂気””非情””哀愁”などの要素が加わります
そのため 描写や展開は最近のアニメではあまり見ない
ハード成分マシマシ!バトルもパワーアップ!
確実に危険度のリミッターを外しにかかってます♪。
今回色々な”深み”を増した分 アクの強い内容になってます
きっとディープな世界観にどっぷり浸かれますよ。
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〇最後に
運命に翻弄される”ロック”
Ⅱ期はそのロックが悩みながらも成長していく過程が個人的には◎
この先彼がどんなロアナプラの住人になるのか注目しています。
その ロックが体験したⅡ期の出来事を下記にサラッとまとめました。
{netabare}
Ⅰ期では商社の社員から裏の世界に飛び込んだばかりで
ルーキーだった彼を Ⅱ期になると
周りはもう新人と見ていません。
それでも 表と裏との間で悩み葛藤している彼に
裏の住人たちが色々な形で問いかけます
”お前は 何者か?”
そして”バラライカ”には
「自分の力を行使するでもなく
他力本願で他の誰かの死を願う。
お前の言う正義だって 随分と生臭いぞ」
と弱さを見透かされ
さらに表の世界の住人と思っていた雪緒からも
「選ぶということは 何かを捨て
何かを残す そういうこと
貴方は何も負おうとしない
自分で捨てたはずのものにさえ
まだ憧れの一欠片を抱いている
そんなことで いったい誰を守れるんですか
そんなことで 誰を助けるなんて言うんですか!」。
こう諭されてしまう。
ついに覚悟を決めたロックの答えは
バラライカからこの言葉を引き出します
「悪党だなロック 正しい判断だ!
いい悪党になるぞ・・・お前は。」
ロックの決して目をそらさない瞳から
秘めた決意を感じ ゾクッと感じる場面でした。{/netabare}
このまま終わるのかなって思っていたのに
ラストのあの展開は何!? この先どうなるの!? 知りたい!!
う~~~!! Ⅲ期も見逃せません!
以上 最後までお読み下さりありがとうございます。