聖剣 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
なんでもないところで…
是非とは言わないまでも薦めたい作品!
で、
内容はメシものかと思うでしょ?
これは食事を通しての親子愛がテーマですね。
この年頃の子持ちなら賛否ありそうだが、
共感できる部分も多いんじゃないかな
食事って、ものすごくプライベートなものだと思う。
なので、その家の家庭環境やルールみたいなもの、
地域によっては独特な風習なんかもより濃く反映されてくるじゃないかな
その中で、
コンビニやファミレスといった
いわばより標準化された食事、
一方、手間ひまかけて実際に調理した上で食べるご飯との対比。
それってやっぱり違う!
何が違うって、
実際に食べる人のことを思ってつくった料理って
あったかいんだよねぇ~
そりゃ、お店で出てくる料理と違って
形がイビツだったり、ちょっと焦げたり
味付けも物足りないなんてこともよくある
そんな未完成のような料理から
つくってくれた人の苦労の跡、
食べる人の心ない一言、
まんぷくになった事による充実感と高揚感。
様々な感情を言葉としてでなく、
ごく日常的な食事風景(調理風景を含め)を通して
表現しているのではと。
長々と書いたけど
みんなで食卓を囲んでのごはんっておいしいんだよ!
で、
ようやく表題の件。
つむぎの一言一言にドキッとするんだよねぇ
それが↓
{netabare}
例えば第7話にて
おとさん「一人で勝手に出るなぁ!!」
つむぎ「びやぁ~(大泣き)」
つむぎ(足バタバタ、暴れる)
う~ん、身近で見たことある風景だ…
子供の仕草の表現に、妙なリアリティを感じてしまって、
よくわからない感情のまま、涙腺が緩んでしまった
まぁ、そこだけじゃないけど(*´艸`*)
もちろん全てがそうではないが、
機嫌のいい時の子供って、
ホント純粋なんだよなぁって改めて実感したのです。
{/netabare}
結論
なんでもない日常風景のファンタジーなんだと
勝手に解釈してます