•.• さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
追憶と虚無
先に、これは色んな人の感想を読んだ上での僕の意見ということを言っておきたい。
まず、内容としては社会に対する皮肉、不条理さがちりばめられており、趣旨が掴みにくいが僕は「過去への固執とその無意味さ」だと感じた。
弟は死んだ姉に固執し、さらには死んだ自分や失ったあの世界に固執している。そして、結局はそんなのは無意味なことにすぎず、結局同じ楽しかった懐かしの日々を繰り返し思い出すだけ。
そんな人生の悲しい事実、特に大切な人を失ったり、子供の楽しかった頃を懐かしむ時にそんなことが実感せらるるのではないか。