ガムンダ さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ヲタ向けかと思ったが、どちらかと言うと女児向けだった(2記)
1期の続きです。
レビューも続きになります。
作品概要は割愛します。
今一ハマれなかった理由を自分なりに考えて見ます。
自分用メモなので畳んでおきます。
またファンの方は気分を害するかも知れません。
{netabare}
まず部活物、スポ根物としてですが。
「ガルパン」「咲」が良くて何故「ラブライブ」がダメなのか。
一つには単純に競技が面白くないです。
何を以って「ヤッタ」のか良くわからないし。
一つにはライバルに魅力が無いです。
この作品のライバルは主人公達の引き立て役以外の何物でもありません。
その点「ガルパン」も大概ですが、「ガルパン」の方は学校ごとに際立った文化があり、コミカルにデフォルメされている面白さがあります。
では「響けユーフォ」「大振り」と比較してどうか。
これらに比べて努力の詳細が描かれていません。
例えば勝とうとして勝つための努力を重ねて効果を確認して結果に現れる行程が観応えのあるドラマになります。
しかしこの場合とりあえずダンスのレッスンをしているのは分かるのですが、何がどの程度であらねば成らないのか、と言ったディテールは殆ど描かれておらず、観応えが薄いです。
また、作曲や編曲や演奏や音響や衣装や舞台照明や撮影技術や、それらのものは然したる苦労もなくヒョイと用意してあります。なにをかいわんや。
日常物としてどうか。
プロットだけを列挙すれば「けいおん」に近いとも言えます。
前期1話など「またけいおんか」と思ったくらいです。
しかし、ギャグがくクスりとも笑えない。
そしてキャラが薄い、と言うかどこか皆芝居じみてて舞台演劇みたいなんです。その点が「けいおん」と異なります。
心情の表現などは多分意図的でしょう。なるべく単純に単純に、分かりやすくしているのだと思います。
そういう訳でこの作品は女児向けに丁度良いと思います。
ですのでエロを排除した姿勢は一貫したコンセプトに基づいていて評価できます。
{/netabare}