天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ネオSFスーパー英雄(?)列伝6
レド
「チェインバー、ガルガンティアのOVAが出る事になったが、問題点はあるか?」
チェインバー
「まず、主人公とヒロインの魅力が少ない事が問題である、特に主役で一番目立つはずのレド少尉の影が薄いのが致命的なので、ここは一番目立っていた、このチェインバーを復活させ、主役にするべきである。」
レド
「(ギクッ)そ、そんな事はない、主役は俺だ~っ」
チェインバー
「レド少尉の心理適正は、主役の条件を満たしていない。よって、現時点をもって貴官の軍籍を剥奪する。」
レド
「このブリキ野郎~~~っ(強制離脱させられるレド)」
・・・いや、冗談なんですけど(汗)
やっぱり翠星のガルガンティア の一番の魅力は、チェインバーだと思うんですよね。
その点は製作側も理解していて、回想シーンとはいえチェインバーが活躍する話を入れてありますし、ヒロインの魅力を補うように(おいっ)新キャラのリーマを出してます(って、ウソです。エイミーはかわいいし魅力的ですね)
内容はチェインバーを失ったレドが、オンボロ・・・じゃなくてユンボロに乗って仲間と共にサルベージなどの作業をする姿を描いており、そこに新キャラであるリーマの謎の行動を挟み込みながら物語が進んでいきます。
前編のメインは、やはりレドが作業の最中に事故に巻き込まれて絶体絶命のピンチに陥るシーンですね。
ここで船団の仲間が、あっさりレドを助けられないと判断して、諦めるようなセリフが出てきます。
見方によっては薄情と思えますが、今までにも同じような経験をしており、救助活動を行うことによるリスクを冷静に判断している事が伺えますね。
(まあ、主役が死んじゃったら後編も無いんですけどって、おいっ)
相変わらず作画はキレイですし、お馴染みのメンバーが出てきてTVが好きな方には待ちに待った作品です。
ただ、前編という作品の性質上、アクションが少なくてどうしても物足りない感じがしますね、そこら辺は後編に期待したいです。