ninin さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
そして次の新しい物語が始まるのです。
原作未読 全13話
響け!ユーフォニアムの2期です。1期から観ることをおススメします。
京都にある北宇治高校吹奏楽部部員のそれぞれの楽器や演奏・大会にかける情熱と様々な人間模様を新入生で主人公である黄前 久美子(おうまえ くみこ)を中心に描く青春物語です。
様々な問題を抱えたまま練習・合宿・大会へとお話は進んでいきます。
久美子ちゃんは主人公(性格?)ということもあって様々な問題にかかわることになります。印象深いお話はたくさんありました。何回も泣かせてくれましたねw
{netabare}
鎧塚 みぞれ(よろいづか)先輩の件、ちょっと暗く重いお話でしたが、4話のみぞれ先輩に熱く語る優子先輩とのシーンはグッときました。^^
高坂 麗奈(こうさか れいな)の件、ずっと引っかかっていた瀧先生の過去が明かされたとき、そのあと墓前で金賞を誓う2人は輝いて見えました、
黄前姉妹の件、お姉ちゃんが大好きなのに(お姉ちゃんも久美子ちゃんを大好きなのに)すれ違い喧嘩する2人、少しずつお互いの現状が分かりあえて全国大会の後、姉を探し出会った時のセリフ「おねえちゃ〜ん!私ユーフォ好きだよ。おねえちゃんがいたから私ユーフォ好きになれたよ。おねえちゃんがいたから吹奏楽好きになれたよ。おねえちゃん、大好き!」「私も大好きだよ!」ウルウルしました。
そしてあすか先輩とのやりとりもグッときました。あれだけはぐらかされても何度も何度も真正面で気持ちを伝える黄前ちゃんの気持ちもよくわかりますね。
あすか先輩のお父さんの曲のタイトルが「響け!ユーフォニアム」と分かったシーンは、これ以上ウルウルさせないでよwというぐらいグッときました。
{/netabare}
1期はコミカルなシーンもありましたが、2期はほぼシリアスでした。
演奏シーンは1期と遜色なく素晴らしい作画でしたね。
キャラもたとえセリフのない部員の一人であっても1カットアップすることで表情や人となり分かるような演出も凄かったです。
1作品に1つ感動があっても、いくつも感動や心を熱くさせてくれるようなお話は久しぶりでした。
この作品は、これで完結でもいいかもしれませんが、それぞれのキャラの成長や活躍{netabare}(新生吹奏楽部の部長・副部長のコンビも良かったですねw){/netabare}をまだまだ観てみたい気もしますね。
OPはTRUEさん、EDは北宇治カルテット、作詞作曲も1期と同じ方で1期も好きでしたが、2期になっても変わらず良かったです。
最後に、葉月ちゃんとみどりちゃんが登場も少なく活躍(OVAでまた活躍?)していないことが唯一の不満でしたw