退会済のユーザー さんの感想・評価
1.5
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 1.5
音楽 : 2.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
視聴が苦行とは新しいスタイルだ!
本来であれば二話程度視聴しただけでは作品の評価など出来ないことは重々承知の上だが、敢えて言いたい。
なんだこれは。カスではないか。
思い返せば、一話目から不穏な空気が漂っていた。これは、恐らく「面白くないオーラ」だったのだろう。ただ、その時点でははっきりとしていなかった。
問題は二話目だ。
ラブホテル事件の被疑者である金髪の女の子の下校時を狙って刑事が訪ねてくる。…刑事が、こんなあからさまに怪しまれる接触しか出来ないのか?この時点で頭の中では?マークが相当浮かび始める。
女子高生に場所を考えろと窘められる刑事。当然だ。しかし、移動した先が変な喫茶店だ。こんな不特定多数の人間が出入りする場所でどんな話をする気だと考えていたら条件付き釈放とか物騒な言葉が出てくる。そして、わざわざ訪ねてきて警察以外の場所で意味ありげにする話の本題は「もう少し愛想を良くしろ」のようだ。
もう、ここでツッコミどころ満載ですよ。
もう、頭痛が痛くなってきましたよ。
そして、その女の子のプロフィールを淡々と読みあげていく刑事。成績がどうとか社交性云々とか…
もうね、どこからツッコんだらいいのか…
どれだけモラルとデリカシーが無いんだよ!
視聴者にキャラの説明したいんなら刑事のモノローグにしろよ!
こんな…こんな頭のおかしいシーン、よく平気で入れられたな!
モニターを眺めながら、「何故人間はこんなに苦しく辛い思いをしてまで映像作品を見なければならないのだろうか」と、世界を、自分を恨みましたよ。
分かりました。もう充分です。この先どんな神展開があろうとも、オカルト部分が良く練りこまれていようと、この作品は最低最悪です。
断言できます。
このキャラクター描写の頭の悪さは、迷家とか君の名は。に匹敵する。結局、あまり考えて作られてないだろうことは容易に想像出来る。
まぁしかし、たまにはこういった作品を見るのも良いかも知れない。この酷さを見ていると、如何に名作と呼ばれるアニメが良く出来ているか分かるからだ。
傑作の再確認という意味でも一見の価値はあるかも知れない。