プラ さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
なかなか理解が難しい。。。
fun^40 * int^10 = Ir2
結局、この式の意味は何だったのかわからずじまい。それだけは明らかにして欲しかった。
「妄想」これがこのアニメのいちばんのキーワードか。人間の思考というのは、突き詰めれば脳内を駆け巡る電気信号という物理現象である。つまり、この電気信号さえ検知できればそれを読み込み、他人の妄想をのぞき見ることができる。あるいは、他人の脳に干渉して信号を送り込めば幻想を見せることさえできる。そして、このアニメの世界では脳への電気信号による干渉が可能であり、その技術が確立されている。
かなり要約すれば、その技術を悪用して世界を支配しようとする者たちと、その能力を有している者たち(主人公サイド)との闘い。
最後までちゃんとアニメ見てたはずなんだけども、あれは勝利と言えるのか?いわゆる適役は滅亡させることができ、世界の破壊を防げたわけだけど、本当に勝ったのか?
何が妄想で、何が現実なのか、視聴者にすらわからなかった。あれも妄想これも妄想という展開が続いていて、なかなか追いつけなかった(まあ、そこが面白いところではあるんだけど)。結局、現実というものは存在せず、「多数の人々から支持される妄想=現実」という解釈が正しいのか?
ストーリーの流れはいいとして、能力者たちが能力を持った背景とか、脳に干渉する技術を思いつき開発した理由とか、世界観の理解ができなかった。
いちばん気になったのが、「あの公式」を書いたことによって世界線が変わった、というセリフ。あの伏線について何も回収してなくない??