remma さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
僕が、いなくても。
タイトルや雛月の日記「私だけがいない街」の印象から、「僕だけがいない街」の意味を暗い意味でとらえていましたが、観るにつれて捉え方が変わっていきました。
自分がいなくても、世界はまわる。
自分がいなくても、他の人の日常は変わらない。
自分だけがいない街は自分がいる街とたいして変わることは無い。
自分はいてもいなくてもいい。
そうじゃない。
自分がいなくても、世界はまわる。
自分がいなくても、他の人の日常は変わらない。
そうかもしれない。
けれどそこには自分の意思が伝わっている。自分は物理的にはそこにいないかもしれないけれど、みんなの中に自分は居る。
それがこの作品のテーマ…と思います。