てっく さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
翼人の運命を背負った少女の物語
原作は未プレイですが、OP曲や挿入歌はお気に入りの曲なので原作をプレイするかアニメを視聴するか悩みましたがアニメを先に視聴。
アドベンチャーゲームの内容量からして1クールで集約出来るのかな?と思ってましたが、やはりストーリーのブツ切り感がありました。
だけど、ゆっくり整理し原作の量を考えると壮大なスケール感があり原作が皆さんに好まれるのも納得できます。
お話しとしては、太古の昔より翼人と人間は共存して来たが、いつしか人間は翼人を悪しき存在とし排除して行き、遂にはヒロインの一人にまで追いつめてしまいました。
そこからヒロインの辛く悲しい一人ぼっちの物語が始まり、現世まで転生を繰り返します。
主人公もその昔、ヒロインが最後の翼人になってしまう見届け人で、その時よりヒロインを探す為、転生・旅を繰り返します。
そして現世で出会い、過去を思い出しながらヒロインの長かった一人ぼっちの物語を終わらせる手助けをします。
ただ、主人公は手助けをしますが最後はヒロイン自らの意志・力、そして母の愛情でゴールへと向かいます。
おかぁさんが本当の母親になった瞬間ですね。
先述した通り、少し集約感が残りますが最終話だけでも原作を想像してみるとゾクッとするくらい母の葛藤や気持ちに胸が熱くなります。
その他、各キャラ個別のルート的なお話しもあります。
すこしファンタジー要素が強めですが、にっこり笑えて胸が熱くなる、そんな作品でした。ガォー
{netabare}
美鈴ちゃん、あれで良かったのかな?
1000年もの間ずっと一人ぼっちだったのに、ほんのひと夏の幸せだけだなんて。。やっぱり悲しいかな。 {/netabare}