「ブック・オブ・ライフ 〜マノロの数奇な冒険〜(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
4
棚に入れた
11
ランキング
7896
★★★★★ 4.4 (4)
物語
4.3
作画
4.8
声優
4.1
音楽
4.4
キャラ
4.3

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Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ディア・デ・ロス・ムエルトス(死者の日)

「死者の日」とはラテンアメリカ諸国における
祝日の1つ。特にメキシコにおいて盛大な祝祭が行われる。
本作はそれをテーマに極彩色の世界を見せてくれる。

【あらすじ】

ある博物館にスクールバスが止まった。
そこから降りてきたのは生意気そうな子供たち。
係員の言うことなど聞く気がないようで、好き勝手やっている
子供たちを見かねたのか、一人の女性が子供たちを
博物館の秘密の部屋に連れて行った。
そして彼女は一冊の本を前にして、子供たちに
その物語を読み聞かせる。
「ブック・オブ・ライフ(生命の本)」に書かれている
・・・不思議な話を。


メキシコのアニメーター、グティエレスの初の長編監督作。

実は日本で一般の劇場公開は無く、公開から1年後にやっと
日本でもDVDで発売された。その為、日本国内での認知度は低い。

この映画は、死生観という難しいテーマを扱ってはいるが、
伝えたいメッセージと、ストーリーの一貫性から
痛快な娯楽作品として完成度が高く、どの層でも楽しめる。

目を引く色鮮やかな美術設定が素晴らしく、
それまであまり観たこともない画面構成と色彩が
メキシコの地で育った監督らしい感性なのだろうか?

視覚からも私達を楽しませてくれる映画になっている。

吹き替えのレベルも高く、安心できる。
特定映像に入っている前日譚的な短編や、主題歌のPVも
とても素敵なので観て欲しい。

お休みの日に、家族で見て欲しい映画です。

投稿 : 2018/01/09
閲覧 : 287
サンキュー:

5

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