Dkn さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
おばあちゃんは“僕”のヒーロー
あらすじ
【 誘拐された孫を、おばあちゃんが助けに行くお話 】
戦後のフランスで、1人になった孫と暮らすおばあちゃんのお話です。
描写された暮らしは、裕福ではなく、哀愁すら漂います。
けれど、おばあちゃんの行動力が凄まじく、パワフル!!
思わず笑みがこぼれます。カッコイイおばあちゃんです。
冒頭の雰囲気に気圧されず見ていくと
コメディータッチな映画だと気づきますので、是非最後まで見て下さい。
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実はこの映画。フランス語をほとんど喋りません。
このまま「トーキー映画」に出来るほどです。
日本のアニメ監督さんが、
“「ろう者」は原作のないアニメは見れない。
アニメを見るなら原作の台詞を頭に入れてから見る。”
自身が作ったアニメの取材でこう聞いたといいます。
真っ先にこの映画が頭に浮かびました。
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現在、三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーでDVDが発売してます
強烈なデフォルメキャラクターが印象的。
奇才シルヴァン・ジョメが描く『ベルヴィル・ランデブー』
おばあさんの逞しさと洒落たフレンチの魅力をどうぞ。