「聲の形(アニメ映画)」

総合得点
88.4
感想・評価
1520
棚に入れた
7489
ランキング
115
★★★★★ 4.1 (1520)
物語
4.2
作画
4.3
声優
4.2
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

しむごん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観たい

大作の影でくすぶってる気がしてならないので

申し訳ありません、この作品は未だ鑑賞してないのです。

してないのに、何故レビューなのかと。

例外的ロングランを果たしている大作の影に埋もれ、あと二か月程でDVD販売も控えているとのことで、ならば作品を観ていなくても、原作を何度も読み返している自分ならば、知らない人に少しでも選択の余地の一つとして情報を提供できるのではないかと思った次第です。

まぁ、原作も映画も観てレビューしている方には全く及ばないし、アニメとしての評価が出来ない以上、何の参考にもならないと言われればそれまでなのですが…。強行でレビューします笑

※ネタバレは含みます。すいません、絶対ネタバレしないっていう方向性でレビューを書いていたのに。。でも書いちゃいます。自己満足です。

未だ鑑賞してなくて、DVD待つのも…だけど映画館はちょっと億劫という方、是非原作をご覧ください!漫画ですよ!




プロローグ…

とある小学校の6年生、どこにでもいる悪ガキ三人組の中に、毎日毎日自らの欲求を満たす為だけに遊ぶ少年がこの物語の主人公・石田将也。どこか満たされない欲求は、時に他の二人にも少し重く感じる所も。

そんな折、転校生の女の子が入学してくる。名前は西宮硝子。もう一人の主人公。この少女は、先天性の難聴。聞く事も、しゃべる事も難しい。しかし塞ぎこんだり、自分を殺そうとはせず、クラスへの最初の自己紹介から自らの弱点を晒し、その理解を求める、とても強い女の子。

将也は、自らの欲求を満たすその対象を、聾唖である梢子に向けました。最初は小さなからかいから、しかし段々それはエスカレートしていく。それでも梢子は、自らを理解してもらう事を諦めず、ただ仲良くなりたいという思いを持ち続けるのだけど、度を超えた将也のいじめは子どものいじめの範疇を超えてしまい問題となり、将也は美容院を営む母親に大きな負担をかけてしまう事に。

結果として梢子は小学校を転校。将也は、自ら行っていたいじめに、文句どころか少し楽しんでいる節を見せていた仲の良い友達の二人やクラスメイトから、今度は自分自身がいじめを受け、相手にされなくなり孤立してしまう…。


…駄文で申し訳ありません。小学校編の大まかなお話。もちろんストーリーとしては序盤の序盤で、人によっては小学校の話が胸糞悪くて観るのを止めたなんて人もいるかも。

しかし成長し、将也と梢子、親はもちろんとりまく人々の想いの交錯がこの作品の本質。いじめと障害はテーマであって、作品の半分の要素も満たしてないんじゃないかと僕は思ってます。


それでも、いじめというとてもシビアで、常に時代に寄り添う形で存在する問題に、聾唖という障害を持って切り込んだ形。


いろんな意見はあるでしょう。賛否両論。

いろんな人がいろんな意見を持ってこの作品を読んで、観て、もっと広まって欲しいなと思います。

出来れば子供も、大人も幅広く。そのくらい必要な作品だと思います。

ちなみに僕は、外で「聾の形」の情報が目だったり耳だったりで入ってきたら、家に帰って第一巻を読み返します。そして気付いたら全巻読み終わってます笑 そんなこんなでもう10回以上は読んでますね。

映画も観ないとなぁ…。

投稿 : 2017/01/24
閲覧 : 180
サンキュー:

8

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