オリヴィエ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
音楽=人生
<17/01/24 初稿>
演奏には奏者の人生が出る。
今、その瞬間の感情が乗って音に出てしまう。
もうここまできたら技術云々より気持ち一つで音って変わるんだなと。
キャラクターの掘り下げをしてマイナスの感情をプラスに転化していい合奏にしていく・・・。
本当に丁寧に描かれていて、終始感情を揺さぶり続けて駆け抜けたなと。
この作品と出会えて本当によかった!
ユーフォの甘い音色に酔いしれることができる「響け!ユーフォニアム」本当に素敵な曲、そして素晴らしい作品でした。
ps,サントラ聴きながらもうちょっと感想ちゃんとかくぞいヾ(。・ω・)ノ゚
印象に残ったセリフ(順不同)
{netabare}
・『すみませんでした、先輩』 高坂麗奈 全国大会終了後のセリフ
滝先生の思いを知って全国大会当日に金賞を墓前に誓ったのだけれど、これで少し気合入りすぎちゃったのかなって思ったり思わなかったり・・・。
・『あのホールで先輩と一緒に吹きたい!先輩のユーフォが聴きたいんです!』 黄前久美子
いままで肝心な所で一線を引いてきた久美子が「いい子ちゃんの皮がぺりぺり」っと剥がれて感情剥き出しにして言い放ったあのセリフ
・『良いに決まってるじゃん。だから…笑って』 吉川優子
暗黒面に落ちていたみぞれ先輩を光に導いた天使のセリフ
みぞれ先輩の「関西大会出場決まって嬉しかったけど、同時に辞めていった子達に申し訳ない」って気持ちが本当によく分かるので、このセリフで救われた。
・『今度は私達があすかを支える番だと思う。あの子がいつ戻ってきても良いように』 小笠原晴香
明日香先輩の行末に部が揺れていた時の部長のセリフ
あの部長が!1期の時は海兵隊が満足に合奏できなくてサンフェス出なくていいとか言い出した滝先生に反発した部員が出たときにも、おろおろしてただけのあの部長が!吹部最大の危機でこのセリフが出るなんて・・・。・゚・(*ノД`*)・゚・。
{/netabare}
<19/04/17 追記>
{netabare}ちゃんとかく!ちゃんとかくとはいったがいつとはいっていない・・・!といいながらはや2年もたってしまった!
何回見直したか分かりません。それでも何回でも見ます。
2期
◆関西大会まで編
大吉山南中学校出身の4人がメイン
優子、みぞれ、希美、なつき
◆麗奈まじ麗奈(合宿回)
・コンクールに対する考え方がほんとかっこいい
・久美子がうーんうーん悩んでいるときに真っ直ぐな思いをきき、久美子の中の迷いが晴れる感じがよい
・久美子若干内容ぼかしてるあたり大事なことは隠すタイプ。それが後々災いを・・・。
◆関西大会
麗奈初の全国大会進出でまじ泣き
ダブルリード先輩抱き合って喜んでるところほんと最高
◆卒業まで編
久美子、麻美子、あすかの3人が軸
麻美子もあすか先輩も親をたてて自らが本当にやりたい気持ちを殺して楽器をおこうとしてるまたはおいた。
久美子はそんな姉を見てあすかに自ら後悔すると分かっている選択肢を選んで欲しくなかった。
麻美子は久美子の頑張りを見て、大学中退→美容師の夢を本格化。
麗奈のお墓参り回は個人的にはあり。麗奈そういう性格だからね。
「孤高のトランペット」の楽譜を先生から貰ったのだけれど、あの楽譜ってきっと奥さんのものなんだよね。
滝先生もともとホルン奏者だし、はしもっちゃんや新山先生のでもないし、となると・・・。
間接的には好きな人の好きな人は、ここまでトランペットを続けてこられた原動力にもなっているんだよね。
◆3年生ズ
香織の闇は深い(水着と靴紐を見ながら)
泣き虫部長の晴れ舞台『宝島』
◆個人的お気に入り回
3話「なやめるノクターン」
みぞれ、優子、麗奈それぞれのコンクールに対する考えが明らかになった回。麗奈まじ麗奈
そして最後は、朝焼けの中「響けユーフォニアム」で〆
7話「えきびるコンサート」
部長かっこいい。それ以外なにもいうことないよね。
10話「ほうかごオブリガード」
まさしくあすかのカウンターとなってる麻美子。
このAパートがあるからこそのBパートでの「先輩のユーフォがききたいんです。」
お姉ちゃんの思いを聞いたからこその、車窓で流す涙とこの台詞。いやぁ・・・すごい。
◆チラ裏
常々思うのだけどなんでこんなに2期好きなんだろう?
好きな順でいえば、2期,1期映画,1期,届メロ・・・こんな感じ。(リズはユーフォじゃないので除外)
誤解を恐れずにいうなら、まぁ1期は弱小高校が新任の顧問の手によって府大会金賞!みたいなカタルシスが得られる。
っていうのは分かるんだけどそれだけっていうか。それだけなら1期映画の方がよくできてるっていうか。なんだろうね。{/netabare}