かしろん さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
尻尾肉を食べてみたい
【最終話まで見て を追加】
【2話まで見て OPが良いよね】
OPが良いなぁ、と。
サビのところの動き。
あのヘリコプターみたく回って上昇していく人たち。
顔は正面のまま体が先に回り出す
↓
顔をクルッと先に回して正面向く
↓
体が遅れて正面を向く
っていう、フィギュアスケートやってる人とかがよく言う
「眼が回らない回転の仕方」
を丁寧な動画でみせる。
いやいや、そこに力を入れてどうするねんと。
別にふつーにクルクル回っておけばいいじゃんと。
同じく京アニ制作の「日常」でも思った、このソコに力をいれてどーすんだよ感。
トリビアの泉とかでもあったこういう無駄な全力感。
好きだぜ、こういうの。
しっかし、このすば2期OPとカブるかなぁ、クネクネダンス。
なんか流行ってるの?
本編物語の内容は・・・はぁ・・・まぁ・・・
キャラの出揃い待ちかなぁ。
なので星評価保留。
【最終話まで見て 尻尾肉はさぞ甘美なお味なんでしょうな】
{netabare}高貴な立場のお嬢様が
出来心から街に出てみたものの困った事態になって
そこで助けてくれた一般人の優しさに惚れて
一般人と共に過ごす日常はお嬢様にとっては刺激的な非日常となり
ますますその一般人に惚れ込んでいくものの
そんな事態を許さぬお父様がやってきてお嬢様を連れ戻そうとし
一般人が無茶苦茶な理論を並べ立ててお父様を説得しようと試みて
なんでか分からないけどお父様が折れて
お嬢様と一般人はとりあえず共に過ごすことが出来るようになりました。
というのをドラゴン且つ同性でやるとメイドラゴンになりました、と。
物語的には別段面白い部分があるわけでもないですが、京アニの絵とテンポも
相まって、1クール楽しくみれました。
3話くらいから挟まれるようになった
「・・・・・」
の後のショートショートがテンポの良さに一役買ってました。
尻尾肉話が良いですよね。
「食事=性行為のメタファー」ってのは良く使われるテです。
本作での尻尾肉話は、他者の肉体を取り入れて欲求を満たすってのはまんま性行為です。
肉体を切り取り相手に食べさせるって形で、それをもっとモロに描いてます。
これを小林さんが拒否し続けてるのが良いですよね。
その一線だけは超えられない!みたいな。
上の例えで考えるなら
「跡継ぎの為にしっかり性教育だけ受けてきた耳年増なお嬢様が、一般人に喜んで
貰おうと性的ご奉仕をしようとするも、その一線はダメだと拒否し続けてる」
みたいな感じでしょうか。
萌えますね。エロ漫画ですね。
もっと親密になってその一線を超えたらどうなるんでしょうね。
尻尾肉の甘美な味にハマってしまって
「もっと尻尾肉をくれー!もっとよこせー!」
みたいになって
「あの人が求めているのは私なの?
それとも尻尾肉・・・?」
なんて不安を抱きつつも、自らを傷つけて尻尾肉を供し続ける。
泣けてきますね。昼ドラですね。
なんかイマイチ覚えがないんですが、小林さんと父親の関係ってどうなんでしょうね。
母親と携帯で話してた覚えはあるんですが、小林さんと父親の関係って微妙なんです
かね。
仲が悪いとも言ってなかった気がしますが、運動会だか学校行事への参加はしてくれ
なかったとか言ってたような。
本作での疑似家族での小林さんの立ち位置は父親です。
その父親を反面教師として、子役のカンナと接するようになり、父親としての苦労が
分かって、ラストで皆んな揃って小林さんの実家に帰省する。
きれいな流れですね。記憶違いだったらバカですね。
メチャクチャ面白い!ってことも無かったですが、十二分には楽しめました。{/netabare}