天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
続私的アニメ感想簿60
ルンルン♪ルルッルルンルン♪春の風が~で始まる主題歌も印象的だったペリーヌ物語の感想です。
アニメを観て
シャア
「キャラの画がヒドイ・・・」
整備兵
「あんなの飾りです、偉い人にはそれが分からんのです!」
という位(ウソ)、主役のペリーヌがかわいくないです(おいっ)ただ、他がもっとヒドイ(待て)ので、観続けているうちに、気にならなくなりました(いいのか、これ)
というか、ストーリーに引き込まれて、絵が気にならなくなっていったってのが正解に近いかも(笑)
あと、主役のペリーヌの声が、最初は棒読みかと思うくらい下手です。
これは、主役の声を演じた靏ひろみさんのデビュー作という事で、しょうがなのかも知れないですね。
ただ、物語が進むとどんどん上手くなり、成長の後がうかがえます。
しかし、キャラがかわいくなくて、声が新人で下手ってヒドイですね(汗)だけど、この作品は世界名作劇場の中で53話と、一番放送回数が多かった作品です。
1月1日に放送が始まり、12月31日が最終回とウソみたいな放送期間だったんですよね、これが。
しかも特別番組や野球による中止も無いという、どれだけ恵まれてんだよと言いたくなるような番組です。
前半はオリジナルで、ちょっとゆったりしすぎな感じもしますが、これがあるから後半のペリーヌに説得力が生まれるんですね。
母の最後の言葉である
「人から愛されるには、まず自分が愛さなければ」
この言葉通りにペリーヌが行動し、第49話の感動につながっていきます。
ハイジやフランダースの犬などに比べると、有名ではありませんが、決して劣る事は無い感動的なアニメです。
・・・しかし、バロンはホント、かわいくないなぁ(苦笑)