にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価
1.4
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
「大変です!」の台詞の時の大変さって、いつもたいしたことない
中国ゲーム会社のHappy Elementsによる日本で制作したアニメ。
15分間のアニメーションに15分間の声優雑談。
ごめんなさい。声優さんのCパートはほとんど見ていません。
本当にごめんなさい。
さて、物語ですが、
バーチャル空間でライブし、1万組参加するアイドルリーグの頂点を目指す物語。
設定的には面白いのかなと思いましたが、
蓋を開けてみたら、
誰一人として魅力的なキャラクターがいなかった。
本当にテンプレの数々。
物語の中心は、2組のアイドルユニット
StarRing(スターリング)とShadow(シャドウ)です。
「アイドルとは」のフレーズのもと、
しっかり基礎練習して、体力作りをしてと結構本格的なのかなと思ってみてはいましたが、
最後まで、何が伝えたかったのか分からないアニメでした。
(といか声優売りたいだけなのかな?)
{netabare}歌も正直そこまで上手いとは感じませんでしたし、
キャラ設定も普通。歌の歌詞も普通。
頑張ってはいるのだろうが、逐一学園長からのお叱りをうけ
しかもそれが説明不足で・・・
やる気を削ぎ落としているようにしか見えなかったし、
バーチャルライブとはまた別で、路上ライブもやるから分けわからん。
短い時間の中、練習風景が多いですので、そこもまた残念でした。
しっかり観ていたつもりでしたが、
気付いたらグングン順位をあげる2組
・・・あれ?好感度上げるような事してた?っと置いてけぼりな私。
途中StarRingの2人はSNSを始めますが、
ファンとの交流もなしに、Shadowのが人気が出る不思議さ。
また、学園にはこの2組意外にもアイドル目指す子が溢れているはずなのに
この2組の応援ばかりしているモブ勢。
他校のライバルとか名前だけで出てこない。
2組を落とすために、女装したスパイが登場しますが、
スパイじゃなく、強豪のライバルの登場のが盛り上がったのではないでしょうか。
終始2組が張り合い、お互いを高め合い・・・といった事を繰り返すので
最後のワールド・アイドルリーグ・ルーキーフェス・・・
もう2組しか出ていないんじゃないかという錯覚。
ほかのグループ絵だけでもいいからだしてくださいな。
3Dパブリック・ビューイングのようなシステムで観客は多いですが、
「StarRingいいな!」「Shadowよかったよね!」なんかの歓声の数々。
StarRingなんか機械トラブルで映像もなく生歌のみの演出でしたのに・・・
なんで?どこが?
結果の分かりきったENDではあるものの、ここまでつまらなくさせるのか・・・
枠の問題じゃない。枠が短いのは最初から分かってた。
ストーリー構成がやっぱりおかしい。っと改めて最終回で思い知らされました。
{/netabare}
ストーリーもめちゃくちゃ。
アイドル物のくせにキャラの掘り下げもできない。
声優の演技力の無さ。歌もイマイチ。
まったくもって熱の入らないアニメでした。
CGやライブシーンは綺麗に感じましたが、それすら吹っ飛ばすようなストーリー展開。
なんで私完走できたんだろうっていう疑問だけ残る作品でした。
ここまで崩しつつ、最後の大逆転を無意識にも期待していたのかな?
・・・なかったけどね。