Dkn さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
皆殺しの異名は伊達じゃない!
おっ、最強のオネショタアニメ来たな!
ごめんなさい。嘘です。
『逆襲のシャア』観るとメビウスの輪(ループ)
から抜け出せなくなるよね(面白すぎんだろ…)
置いといて(/・ω・)/
これは、
シリアス過ぎて逆に笑っちゃうでお馴染みの
『Vガンダム』で御座います。
子供が戦ってることに
絶望して自爆するワタリー(モブ)
順番に消耗していくシュラク隊に、
心の支えだった人間がどんどん狂っていく様
そしてクライマックスに向け
来たら打つ!来たら撃つ!来たら鬱!の
V2(アサルト)無双。
敵もさるもの引っ掻くもので、
一筋縄ではやられない(結局やる撃墜王ウッソ)
象徴的なカリスマも戦闘での美学も何もない
この戦争を終わらせるために戦争をする
シャア?
ハマーン?
ダメだあんなカリスマ( ´ー`)y-~~
残念だったなあっ!!殺戮さ!!!!
・・いかん、ノリで書きすぎたw
その勢いと子供の狂気を抱えた
主人公ウッソ・エヴィンや、
ヒロインのシャクティ・カリンに
カテジナ・ルースがとても印象的。
ただただ、
レジスタンスがザンスカール帝国という
“カリスマ不在の巨悪”を撃ち抜く様を追ってました
最終回に向けて完璧ではない人間の心と
その移り変わりを描き、何もかもが上手く行かず
視聴者からも恨まれる登場人物たち。
そして“皆殺し”の異名を持つ監督の
目を疑うような最終回を終えた時、
描いたのは主人公たちの成長でも
戦争の厳しさでもなく、
ただただ“死んだ者と生き抜いた者”がある
その結果だけがあった…ように思う。
でも何故だか、戦いの軌跡と、
死んでいった者や残された者の事が
強く印象に残って、瞼の裏に残る…
ラストのワンカットを忘れられません。
メチャクチャだったけど、、、
好きなんですよね。