どらむろ さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
漢字検定アニメ第2弾。よく分からんが強化服バトル?公式サイトの補足説明込みでも微妙
日本漢字能力検定協会の2分半のPVアニメ。「彼女が漢字を好きな理由」に続く第2弾です。
内容は、和風強化服ニンジャ?が謎の怪物とバトルするだけ。
「アニメミライ」の短編っぽい感じ。
作画は迫力があって、戦闘シーンは中々でした。
…彼女が漢字を好きな理由の続編の方が観たかったなぁ。
※天地人さんのレビューが無ければ見落としていた…。
{netabare}『物語』
何の説明も無くいきなり、主人公が謎の建物内(古代中国の宮殿っぽい?壁に古代中国文字っぽい文字がある)で、謎の怪物とバトルする。
和風の強化服で、何かエネルギー切れてピンチ!
よく分からんけど漢字パワー?吸収して逆転勝利!?
…このショートだけでは置いてけぼりなんですが。
漢検のサイトで物語解説あり…
怪物は「知らない事への不安や恐怖から生み出された」「不知(しらず)」で、主人公がチャージする力は「漢字の知識」?
云々が説明文から分かります。
テーマとしては「不知に対して文字を学ぼう♪」ですかね。
「不知の不安に対する文字知識の強さ」という題材は面白いんですけれど。
だが。本編だけでは話もテーマも全然分からん。
本編外の公式サイトの文章込みなのは、物語評価下がります。
文字パワー吸収も受動的(文字現地調達なので行き当たりばったり)で、積極的に知識学んでいこうという姿勢もあんまり感じない。
甲骨文字などの古代の書体も、解説が無いと謎文字ですし。
…これ、低年齢向けの教育アニメの方がまだ分かり易いのでは。
バトルはまぁまぁでしたが、知らないアクションゲームのPV見せられた気分。
折角漢字が題材なんだから「天保異聞妖奇士(てんぽういぶんあやかしあやし)」や「アクエリオンロゴス」みたいな文字特有のギミックが見たかったです。
尺足りなくても、やりようはあった気がします。
…本作がアニメミライの1作品なら物語評価は3点でも良いのですが、漢字(古代の書式)の魅力伝えるという漢検の狙いは(公式サイトの解説文込でも)失敗していると思うので、かなり厳し目に。
…というか、彼女が漢字を好きな理由の続編はよ。
『作画』
強化服バトルとしては中々の迫力。
和風のニンジャ強化服っぽいデザインは好きです。ダサいけれど。
『声優』
主人公役は、仮面ライダーウィザードの主人公役で知られる、俳優の白石隼也さん。
本職ではないものの、本編がバトルのみなので、仮面ライダーなノリで。
『音楽』
BGMはまぁまぁ。
『キャラ』
主人公は頑張って戦いました。
どういう奴か、何で戦っているのかは知りませんけれどw{/netabare}