にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
うどん県=香川県
ふんわりとした作画で癒し効果はでていた気がするが、
一言で表すと
「香川県ごり押しアニメ」です。
30歳で東京でWebデザイナーをしていた宗太は
父が亡くなったのをきっかけに香川へ一度戻り、遺品整理をしに行く。
父が長く営んでいた「俵製麺所」は讃岐うどんの名店であり
継ぐ気のまったくない宗太は家ごと処分しようとしていた。
そんな時に現れた一人の男の子。
男の子に幼少期のカッパを貸してあげ、少し懐かしく思う宗太。
男の子の正体は化け狸だったとして、自身が世話をしていくとこを決める。
ファンタジー要素のあるヒューマンアニメでした。
{netabare} ポコの幼さが幼少期と重なり、宗太もいろいろ思い出に浸るし、
忘れていた思い出は、ポコが見せてくれます。(魔法かなにかなのかな?)
香川に住む懐かしの同級生。学生時代なんかも織り交ぜ
初回の香川への嫌悪感というか、うどん屋継ぎたくない!みたいな気持ち、
父とは分かり合えないみたいな気持ちが、徐々に和らいでいくし、
ポコもポコで少しずつ言葉覚えていくし、
2人で成長して、良くも悪くも視聴者に「本当の親子」のような錯覚にさせてくれます。
少々地味な作品ではありましたし、
ポコの事も絶対隠し通せないだろうと、最終回まで見守っていた私ではありましたが、
最終回で、やはりポコは消えてしまいます。
結局ポコが宗太の前に現れたのは
「お礼がしたかった」「事故から守ってくれて有難う」という解釈でいいのかな?
同時に、父への気持ちも理解した宗太でしたが、
うどん屋・・・やらないんだ・・・www
結局、うどん屋は継がないのか・・・。
その流れじゃなかったのか・・・w それはそれ、これはこれ、って事ですか?{/netabare}
本当に香川ごり押しでして、
観光名所やら、次回予告の要潤(香川出身)ポコも実際は香川県の観光大使だそうで…
ただね…
あんまり香川の良さ伝わらなかったよ?
もっとさり気なく絡ませないと、せっかくの作品に県の経済効果を期待しすぎ。
「秩父=あの花」みたいな、聖地にはならないと思うわ。