にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
魔法少女じゃない。装神少女!!!
12話。および総集編12.5話。
正直、新鮮さや斬新さはありません。
ただ、「魔法少女」ではなく「装神少女」
魔法ではなく、神様の力を借りて戦います。
個人的な感想として、戦い方や変身に対してなにか感じる事もありませんでしたが
世界観的には嫌いじゃなく、楽しんでみる事が出来ました。
ごくごく普通に暮らしていた普通の女の子 まとい。
天真爛漫なユマ。 冷静なクラルス。
この3人が、どの子もいい味だしていました。
この作品は、どこかプリキュアに似ているなって思った。
「普通の子」「どこにでもいそうな子」そんな子が退魔業をするんですから。
{netabare}
最初は、なんか神がかっちゃいました~突然変身しちゃいました~
意味も分からず戦います~って感じで、
一般人から写メ撮られたり、戦いかた分からないし、変身とけたら真っ裸だしw
すごいポップで見やすかったです。
そんななか登場したもう一人の装神少女:クラルス。
元パートナーを引きずり、ナイツ退治に没頭する女の子。
そして、封印が解けて装神少女になったユマちん。
ユマの神は狐と狸でホントにユマにぴったりすぎて・・・
そして攻守のバランスの取れた神様でした。(ユマが有能とは言ってない)
話は進み、日常系っぽさが一変しちょっと真面目な回になります。
たぶんここが本題のようなものだったと思いますが、
初回から少しづつ練りこまれた感じでしたので、突然変わった感じはしませんでしたが。
初回から、まといと父親である伸吾との関係は、他のアニメとは違った空気感でした。
けして口に出すわけではないですが、なんだかぎこちなく・・・
お母さんがいなくなった事への意味も関係しているんだろうなと。
そして、まといの能力である「八百万の神」と「願いで膨らむ力」
大切なもの、守りたいものを強く願う事で得られる力。
「普通。お父さんがいてお母さんがいる普通の生活を強く望む」まといは、
悩んだあげく母と同じ道を選びます。
分かってはいても、何も言わず送り出す父。私もウルっときた瞬間でした。
ユマとクラルスの力も借り
普通を求めてお母さんと帰ってきて、ようやく「お父さん」と呼べたまとい。{/netabare}
大きなこだわりはなくても、
ここまで一直線にストーリーを完結させてくれて、製作側にも感謝しか無いっす。
製作側が伝えたい事は、1クールで視聴者に伝わった作品だったと思います。
また、ちょっぴり笑わせてくれるユマちん。
OPまで乗っ取ってしまうユマちん。
ただただ、ユマちんが可愛かった。
後半、大きな出番ないな~と思っていたら、12.5話の破壊力wwww
ユマちんの癖に、総集編(解説)分かりやすすぎw