遅咲き さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
伏線回収から涙
10話の恭介の話が泣けた。特に野球部の部室から西園、三枝、クドが去った後の回想シーンはやばい。OPが一期と違い重い歌詞である意味もわかり、10話の終わりにそれをブッ込んでくるところが良い。
恋愛モノが少ない理由はこの世界の秘密にあり、たとえ理樹に恋をしても実らないところが辛いね。その理由を来々谷の思い残しの回でよく表していた。現実に生還してから、外を眺める理樹を横目で見る来々谷がかわいいね。
正直鈴が理樹に恋をしていないように最後まで見えた。来々谷の行為に嫉妬する鈴が映ってたけど、昔のリトルバスターズのメンバーが取られると思ったからのように思えた。まだ来々谷に心を開いてないからかな。鈴の告白は赤面してないし、今まで恭介の後にずっとついてきていたから、恭介に言われるがまま告白したのかも。
最後にやったお別れの野球は、鈴の浮いてる感じが気になった。台詞だと鈴の球筋を鈴の成長のように言ってたけど、浮いている姿はまだ弱い鈴のままに見えた。謙吾のお別れシーンが良く本来の謙吾をうつせていた。真人の時は1人で去ることができたけど、謙吾の場合恭介の助けを借りてしまったせいか真人より子供に見えた。
二期の内容を知ったからこそ、一期に出てきたキャラのお悩み解消がその後の悲しみを出すのに必要だから、一期あってこその二期だね。総合的に見ると、現実に戻ってから少しテンポが悪くなったこと以外は本当によくできていた感じ。