ポッチャマン さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
"文学アニメーション"としては、見る価値アリ?
本屋大賞を受賞した人気小説をアニメ化。
ストーリーの起伏はそれほど無いが、さすがはノイタミナ、キャラの動きや演出はとても凝っててビックリ。一瞬、西岡と馬締のBLかと思ったが、二人の関係は辞書編集の才を見出した先輩と編集部の今後を任せられる後輩として、とてもスッキリした関係に描かれていて、仕事ものとしてかなり見やすい。西岡先輩はとても頼りになるところも見えるので、かっこよかった。いきなり13年後になったりしたけど、それでも馬締たちが自信を持って辞書をつくる姿に結構励まされる。
一応ノイタミナでドラマみたいに見れるけど、文字の海をもがいていくアニメーションとしての演出は一見の価値はあるんじゃないかな。