「ベルセルク(TVアニメ動画)」

総合得点
65.9
感想・評価
316
棚に入れた
1371
ランキング
3115
★★★★☆ 3.6 (316)
物語
3.7
作画
3.3
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 1.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

絵はあれだけど。。。

 原作は未読。
 CG作画がひどく、中盤以降は少しましになったが、序盤は本当にひどい。あとカメラワークが
全体的に上手くない。
 自分はあまり作画にうるさく言うタイプではないが、劇場公開版の後を受けてのこれは
ちょっと・・・という感じ。まあ劇場公開版とテレビシリーズとではクオリティに差があることは
多々なのは充分承知なんだけど。

 絵はおそまつだが、ストーリー自体は原作力の強さか、かなり引き込まれるものがある。
 内容的には劇場公開版の続きで、使徒を始めとする人以外の存在の登場が増えたために、
ファンタジー感はかなり増した感じ。
 まずガッツがとにかくカッコよく、巨体に大剣を始めとする様々な武器を装備したその佇まいに
魅せられる。彼が登場する時に平沢 進氏の劇中歌「灰よ」が流れる展開はもうワンパターン
なんだけど、時代劇の美学に通じるようなお約束のカッコ良さが。
 一方、キャスカの方は幼児退行してしまい、黄金時代の面影は見る影もない。それ自体は悲劇
なのだが、その幼さに一種の可愛らしさを感じてしまうことも。
 他にも多くの新キャラが登場するが、様々な陣営があるようでこの複雑な状況が今後の展開を
期待させてくれる。
 ガッツを始め、カッコいいキャラはそれはそれでいいが、ニーナやファルネーゼのような人間の
弱さを象徴するようなキャラも印象深い。ルカのようなキャラは魅力的だが、こんな悲惨な状況の
中、一般人で彼女のような矜恃を持ったキャラはむしろまれで、ニーナやファルネーゼは一般的
感覚の体現者として、それはそれで大事ななんじゃないかと。

 これまでの作品になかったコミカルな演出があったのも印象的。

2019/01/15

投稿 : 2019/01/15
閲覧 : 395
サンキュー:

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