タック二階堂 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
亜人という個性を認めるやさしい世界。
サキュバス、デュラハン、雪女、
そしてバンパイヤ――。
僕ら人間とちょっとだけ違う、それが「亜人」。
最近じゃデミと呼ばれています。
そんな個性的な「亜人(デミ)」ちゃんたちと、
彼女たちに興味津々な高校教師・高橋鉄男が繰り広げる、
ちょっと刺激的でハートフルな学園亜人コメディ!
(公式より)
というお話。
初回はテンポもよく、それでいてしっかり
登場人物の紹介をしていく作りがお見事。
初回からグイグイ引き込まれる展開でした。
作画も非常に高いクオリティで、さすがは
A-1 Picturesといったところ。
主人公のバンパイヤ・ひかりのキャラもいい
ですね。CVの本渡楓さんも非常に合ってます。
これはノーマークでしたが、今後が非常に楽しみな
作品のひとつです。ダークホースでした。
============第2話視聴後、追記です。
デュラハンちゃんが実は甘えたがる話です。
A-1は、よく分からない厨二なさすおにハーレム
ものより、こういった作風のほうがいいですね。
============第8話視聴後、追記です。
雪ちゃんは下ネタ好きなんですねw
ストーリーのテンションも、高クオリティーな
作画も保ったまま終盤です。
このままなら、今期の覇権争いの一角ですね。
============最終話視聴後、追記です。
とりあえず11話が最終回のような内容でしたので、
エクストラ回としてのサービス水着回。
ですが、単なるサービス回では終わりません。
亜人というのは個性であるという世界観で、
その個性を認め、受け入れて、理解し合う。
アニメ作品という世界だから、こういった表現
ですが、これ現実社会でも必要なことですよね。
各々のキャラクターを受け入れて、やさしい視点で
人と接することの素晴らしさ。居心地の良さを
感じさせてくれる素晴らしい作品でした。
決して号泣するような感動を投げかける作品では
ありませんが(A-1は「あの花」でそういう作品も
作りましたけどw)、心がじわっと温かくなる、
そんな感動作の形もあるのだなあと再認識。
自信を持ってオススメできる秀作です。