tomledoru さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
懐かしいが,当時のアニメとしては最秀作
高橋留美子の初期の作品で,
原作も読み,テレビも現役で観た世代です。
よくもまあ,毎回毎回,奇想天外な異なった
アイディアが出てくるものだなあと関心を
通り越して驚嘆して観ていました。
悪いところはありません。作者の作品の中では一番好きな作品だから。
まとめ ラムが記憶を失ってドレスを着せられ,
面倒家に軟禁されたのを,
あたる達が助けに行くもののうまくいかず,
ラムが記憶を取り戻して最上階のガラス張りの
部屋のガラスを打ち破ってあたると再会した回と,
病院の窓から,毎日あたるを観て
好きになった女の子が,冬に死んでしまったが,
錯乱坊とさくらが5月に紹介して
成仏させてほしいという要求に応えるものの
初夏なのに,冬の格好をさせられ,
遊園地に行き,暑くてへとへとになったうえ,
雪が降らないと成仏できないという話を日記から知って,
がっかりするラム達の前に,
遊園地の花火が降り注ぎ成仏したという話が好きです。
女性への煩悩の塊のようなあたるですが,
根底は「優しい+粘り強い+ギャグとして割り切った」
ので,あまり私は嫌みなく見ることができました。
毎回発想の転換した「話」を楽しみにしていました。
5年間の間に,作画も変わり,より魅力を増しました。
高橋アニメの原点ではないかと思います。
のちに他の恋愛コメディアニメに与えた影響は計り知れません。
古いアニメなので,古さゆえの矛盾やいい加減さは
特に初期の作品にはあります。
が,もっともっと評価されていい作品だと思います。