救い さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
50億年後の未来…。救いの一切が描かれないバッドエンドアニメ
水を巡る戦争アニメです。
水を自在にあやつる精霊?ララ・ルーを狙いヘリウッド(兵士が住む要塞のこと)と
主人公シュウたちが戦い合うおはなし。
ある日、シュウが住む街に50億年後の世界からヘリウッドの兵士がやって来て、
ララ・ルーはヘリウッドに連れさられてしまう。
シュウもララ・ルーを追い、時空を超えてヘリウッドがいる世界へ向かう。
タイムホールを通り抜けた先にあったのは、干乾び荒廃しきった50億年後の世界だった。
ハムド率いるヘリウッドは干からびてしまった50億年後の世界に、再び水を得るために
ララ・ルーが持つペンダントを奪おうとする。水がないと世界が滅んでしまうからだ。
だがララ・ルーはペンダントをなくしてしまう。ペンダントがなくなったと知り、憤怒するハムド。
配下の兵士にペンダントを探すよう、命令する。
ペンダントはシュウが持っており、シュウは渡さないためにヘリウッドの子供兵士たちと戦う。
子供の兵士たちも近くの村から連れてこさせられていた。
敵と敵がひたすらに血を流し、傷つけ合う。戦争。
ララ・ルーは、シュウは最後にはどうなっていくのか。
これを見ると火垂るの墓を思い出します。
暴力・残虐なシーンが多く、(レイプ・自殺シーンも薄っすら有)
かといってそれを緩和させる要素もないので見るのは結構心にきつかった。
ずーっとただドス黒いアニメです。
WOWOWで放映された1999年当時、ポケモンの裏番組(木曜19:00)だったそうだが、これ誰が見るねんって思います。
サトシ役の松本梨香さんも本作ではシス役で出演されていました。
50億年後という設定らしいが全然未来感はありません。兵器とかも時代相応のものだし
人の格好とかも古臭い時代のものだ。
そのくせにタイムスリップさせる技術はあったり植物がバカでかく進化していたり、などと
そこら辺の時代設定は曖昧だそうです。
見どころ・・・むずかしいですね。
戦争について考えさせられる作品です。