ninin さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
言葉は大切に‥‥
原作未読 映画未視聴 全11話
玄武書房に勤めている主人公の馬締 光也(まじめ みつや)が、大都会もといw新しく刊行する辞書「大渡海」の編集をする部署(辞書編集部)のメンバーとなり、他のメンバーとともに辞書を刊行する姿を描いています。
序盤・中盤は主人公の性格も手伝って緩やかにお話が進みます。
後半も終盤は危機が訪れ慌ただしくなりましたが、他はやっぱり緩やかでしたね。
{netabare}
最終話の松本先生の手紙にはウルウルしてしまいました。
{/netabare}
作画は萌えとは真逆で声優さんもベテランの方ばかり、ノイタミナでなければ生まれていない作品ような感じがします。
{netabare}お話が急に13年後というのはちょっとびっくりしましたが、{/netabare}辞書作りには長い年月が必要なのですね。
お話の中に辞書のことを色々と語り合う「教えて!じしょたんず」というコーナーあって擬人化した辞書たちが出ていて本編の補足ような説明が分かりやすかったですね。良いアクセントになっていました。
辞書作りという特殊な題材で観ていると退屈になるかもしれません。私はこんなゆったりとした作品も好きです。(全然違いますが、ARIAのような)
OP テンポのいい曲でした。歌詞にたくさんの単語がこの作品に合っています。EDはスローテンポの落ち着いた曲で、心が穏やかになれますね。
最後に、ネットで言葉の意味を検索する便利なった世の中、どれほど方が紙の辞書をめくる方がいるのだろうと、ふと思いました。私自身、何年も辞書をめくっていないですね。たまには家にある辞書をめくってみようと思います^^