zu さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
東映アニメーション60周年記念作品『ポッピンQ』
秋葉でポスターを見て、あっこの絵の感じがいいなぁと思って上映館だけ調べて、観に行った作品。
上映開始からの序盤で、この作品の中学卒業間近の少女たち5人のキャラクター(と言うかヒロイン達)が思春期に抱え持つそれぞれ心の悩みを短時間ながら、その少女たちのリアルな青春描写したまでは、おっ!これは少し楽しめるかなと思ったのですが・・・
OPが始まって、あら!CGのダンスシーンが・・・
しかも、ストーリーが進んでいくと、ヒロイン達が持つ「時のカケラ」を集め「心技体を一致した、勇気のダンス、奇跡のダンス」を祈り、捧げるなどのキーワードが、出てきた時には、ダンスシーンとかライブシーンが多い作品を苦手としている自分には、こっこれはあらすじだけも調べてくればよかったかなと・・・
そして、あらゆる世界(パラレルワールド)の時間をつかさどるポッピン族(外見は、ほぼぬいぐるみ)が現れた時には、あぁ~これは観る作品を間違ってしまった感が・・・
それでも、「時の谷」にあった時間をつかさどる「時のカケラ」を手にした、5人の少女たちが迷い込んでいくというのは、それはつまり、最近多くの作品がある異世界召喚ものなんだなと気持ちを切り替えて、少女たち以外のキャラには集中しないで、最後まで観る形になってしまったのは、ちょっと残念だったなぁ(^^;)
「勇気のダンス」が出来た後には、お決まりの変身シーンもありますし、ぬいぐるみっぽいキャラや魔法少女もの、変身前のもふっとしたデザインが好きな方にはいいのではないでしょうか。
また、リアルの世界で抱えている心の悩みに対しても、リアルでは出会うことのなかった彼女たちと出会い、ぶつかり合い目をそらしていた自分に向かい合い、少しづつ前に進んでいくヒロインたちの成長する物語でした(^^♪
エンドロール後に中学卒業後、高校入学式のシーンが流れていたので、続編かTVシリーズでやるのかもしれないですね!
余談です
やっぱり劇場で観る時は、あらすじくらいの情報は調べて観に行ったほうがいいなぁと、改めて実感したのでしたww
あと、公開2日目の昼の部に行ったんですけど、観客が自分を含めて9人しか居なかったのには驚き!
しかも中高生は無しの大人だけって、大丈夫なんだろうか??