牛筋ニキ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
人の心を読めるということ。
{netabare}
琴浦以外の視点で考えると、人の心を読むことができるという能力について、作品内でも度々言われているけど「気持ち悪い」と思われてしまうことは仕方がないものだと思う。
人間は自分たちと違うものを排除することで領域を守り安心を得る。
その上「思考」と「行動」を使い分けることができる生き物なので、その「思考」を読まれることは「恐怖」「脅威」として捉えられてしまうだろう。
だからこそ、琴浦に近づけた、そして近づいて行った真鍋はすごいと思う。
最初の邂逅での謎の生物の妄想は笑った。
裏のありそうなESP研の部長、琴浦さんをイジメていた森谷、娘を捨てて出ていった母親と癖のあるキャラクターばかりだったが、それぞれが事情を抱えているが、それと向き合い成長が見られたのはとてもよかった。
特に母親に関しては最後まで見ないと分からないため見た方がいい。
{/netabare}
とどのつまり、つるぺたは正義。
コシコシされたい。