rFXEy91979 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:途中で断念した
侍×ロボット!?なワクワクしちゃうTVアニメ!
第一話「鬼の降る空」
当時一人旅に出て、確か熱海のかんぽの宿で1話視聴して以来の『クロムクロ』再挑戦です!不振続きが叫ばれるオリジナルロボアニメだけど、また1話を見た限りでは面白いと思いますがね…。
ボクが嬉しかった場面は、由希奈たちが過ごしている日常の普通ぶり。いきなり非日常からアニメを始めるわけじゃなくて、徐々に日常を非日常に変えていく丁寧さ。SFぽさ溢れるガジェット類は目立ちますけど、それでも一切ボクらの世界とそう変わらぬ地続きさを一貫して描いてくれた構成は素晴らしいです。聖地巡礼に赴く際のスポットとして分かり易いし、そこにディザスター描写が入ることのワクワクぶり。妄想が叶った気がして、スタッフじゃないのに嬉しいんです。やっぱり見慣れた風景が変わるのってロマンですね。
さて主役の侍は終盤登場しただけですが、ロボットには乗らないで白兵戦で勝利を収める剣技に秀でた設定みたいで、どうロボットに生かすのか?そこも含めて次の回が楽しみになりますね。
第二話「黒き骸は目覚めた」
これ昨今のロボアニメで、頭一つ抜き出てるのでは?まず全体的に丁寧。施設から敵の鬼が待つ場所へ駆け抜ける、そこまでの構成が非常に無駄がなかったです。合間に由希奈の素人ぶり、手慣れている時貞の温度差と実力差がすごく自然で見易いです。で、どんどん由希奈の才が見え始めて痛快だし、でも痛快で終えないで、クリフハンガーラストで終える。ここまで巧い脚本、ロボアニメじゃ久々ですよ!!
でも油断は禁物です。14年夏クール期待作『アルドノア・ゼロ』の1~3話が素晴らしいのに、4話以降の失速ぶりがかなり尾を引いているので、ここまで描くべき範囲もキャラも非常に安定している『クロムクロ』が同じ道へ行かないかが心配です。とはいえ聞く限りの評判はなかなか良さげな反応ぽいので、まずは見てそれからまた感想を述べていきまーす!!
第三話「城跡に時は還らず」
第四話「異国の味に己が境遇を知る」
第五話「学び舎に来た男」
第六話「神通の川原に舞う」
第七話「東雲に消ゆ」
第八話「黒鷲の城」
第九話「岩屋に鬼が嗤う」
第十話「不遜な虜」
第十一話「闇に臥したる真」
第十二話「黒部の夏に地獄を見る」
第十三話「祭囃子に呼ばれて」
第十四話「祭に踊る羅刹」
第十五話「追分の果て」
第十六話「再会は水に流れて」
第十七話「雲中に鬼が舞う」
第十八話「湯煙に消える」
第十九話「鬼が誘う宴」
第二十話「飛んで火に入る虎の口」
第二十一話「牙城の落ちる日」
第二十二話「鬼が哭いた雪中花」
第二十三話「雪に唄う蛙」
第二十四話「血戦の黒部ダム」
第二十五話「鬼の見た夢」
第二十六話「侍は振り返らず」