アトランティス さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
1クールで完結する物語。
秋クールの中では個人的に満足度の高い作品でした。
まず第二次世界大戦時のヨーロッパ情勢をもとにストーリーを組み上げているので歴史好きの僕にとってはもうそれだけで面白いのですが…
イゼッタというたった一人の少女が小さな国の命運を背負って強大な帝国に立ち向かう、その勇姿に惹かれました。
●物語
{netabare}強大な力を持ったら普通隠蔽か極秘裡に取り扱うのがメジャーですが、この作品はあえてイゼッタの存在をバラして交渉の手札にした、ってところが面白いなと思いました。存在を公表した以上、何らかのひずみが生じては絶対にいけないということで、残念ながら歴史の闇に葬られることになってしまったヨナスにも合掌。最期の戦い目前のイゼッタとフィーネのシーンは二人の気持ちが伝わってくるようでした。{/netabare}
●声優
キャスト一覧をご覧頂ければお分かりの通り、とても豪華です。
ベルクマン役の諏訪部順一さんはスパイっぷりったぷりの声で良かったですね~
●キャラ
イゼッタとフィーネのお互いの信頼の強さがよく伝わってきました。
フィーネに関しては国のトップとしての一面、イゼッタの前での素の一面が魅力をより感じさせましたw
国の兵士たちなどメイン以外のキャラもないがしろにされることなく描かれていたのも良かったなと思いました。
●作画
特に言うことはないです。
●音楽
EDテーマ「光ある場所へ」のサビの歌詞は胸にくるものがあります。