STONE さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
締めということでドラマ重視?
原作は未読。
3作目でここのワグナリアを巡るストーリーは終了ということで、今までの人間関係の締めに
きた感じ。
そのためにストーリー重視といった印象が強く、逆にコメディとしてはやや弱くなったような
感が強い。
本シリーズの笑いネタは、種島 ぽぷらの小さいとか、伊波 まひるの男性恐怖症などに代表
されるキャラの特性による繰り返しネタが多く、個人的にはこういった天丼ネタは3期とも
なるといい加減飽きていたから、ドラマ中心の方向性がありがたかった。
個人的には小鳥遊 宗太とまひる、轟 八千代と佐藤 潤のカップリングにしろ、離ればなれに
なった音尾 兵吾、春菜夫妻の問題や山田 葵の家庭問題にしろ、あまり引っ張りすぎると先が
気になるという楽しみより、もうイライラするようになっていたので、ここでそれぞれの結果が
出たのは嬉しいところ。まあ最終章と言うことで無理矢理締めたという感も無きにしも
非ずだったが。
特にカップリングに関しては長いこと見続けていただけに知人の男女のくっついたような
安堵感があった。
と言っても一番肝心の宗太とまひるの関係はまだ締まらず、以降の完結編に続くが。
逆にストーリー重視になったために印象が薄かったのがぽぷらで、良くも悪くも特定の
キャラと深い関係性にない彼女の立ち位置がここでは裏目に出た印象。
峰岸 透のような新キャラも登場したが、個人的にはあまり面白みを感じることが
できなかった。