Dkn さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
釘宮さん、三木さん、神谷さんの三者三様の登壇模様
アニメ映画には短期間で“売れる要素”が求められます。
放映期間が3ヶ月あるTV放映と違い、約1ヶ月の短い命ですから。
スタート前にほぼ勝敗が決まってると言っても過言ではないです。
ただ、本当に面白いものは、放映された後も
評価され続け、ファンの声により輪が広がっていきます。
この“楽園追放”もそんな映画の1つでした。
試写会初日の舞台挨拶。
登壇されたのは、
監督:水島精二
脚本:虚淵玄
メインキャスト:釘宮理恵、三木眞一郎、神谷浩史
↓【ここから舞台挨拶の様子】
{netabare}
そこで監督や虚淵さんが話されたことは、
この作品ができるまでの経緯。実験的な試みから生まれた事。
怪我の功名ともいえる、業界としての
技術進化の可能性など・・。
興味深い話をコレでもかと聞くことが出来ました。
三木さんは声優界きっての作画オタクという事もあり、
演者であり1人のファンとして作品への驚きを語ってくれましたし、
神谷さんは自身が演じた役への“向き合い方”
意識したところや、自分にとってどれだけ大事な役になったか。
これから映像を見る私達に対して、見て欲しい魅力など・・。
(後日(最近ですが)「楽園追放」音響監督の“三間雅文”さんとのラジオで、当時「楽園追放」で演じた役へのエピソードを語ってらっしゃいました。)
釘宮さんは・・。可愛かった・・(*´∀`)
トークの清涼剤でした。モチロン真面目に語っていましたが。
内容が難しくて何回も台本を読みなおしたそうですw
{/netabare}
そんなこんなで、登壇が終わったあと、ついに本編が始まりました。
ハードルが高くなった私が観た映像は・・壮大で小規模。
ですが、確かに心に響き、画面から目が離せませんでした。
映画館から出た後も、こんなに他人と感動を共有したくなるんだ!
・・と、自分の感情に感動したほどです。
長くなりましたが、この映画はエポックメイキングであり
トリビュート作品であり・・と、様々な見方ができるものだと思います。
少なくとも私には、
忘れられない映画の1つになりました^^