こた さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
何気ない日常であっても、いかなる何物にも代えがたいもの
人間にとって、日常を奪われること以上の悲劇はないっていうように。
それは戦争だけに限らない。家族はもちろんのこと、クラスメイトの一人が亡くなっただけでも、自分たちにとってそれは非日常だろうなって考えたりもして。
べつにそんなにシリアスな話ではないです(笑)
メインヒロインの子はけいおんの唯みたいな性格で、人によってはウザく感じるかもしれないけど、ちょこまかとしていて自分は可愛いと思いました。登場キャラは全体的に人間味もあって、心も温かくていい人たちばかり。
個人的に日常パートがすごく好きなんですよね。ただ9話あたりからSF要素が唐突に入ってきたりと「えっ!?」って思いましたが、最終的には最後まで観て良かったと思える作品になりました。
2010年の作品ですが、シャフトが手掛けているともあって作画は申し分ないです。バンドの演奏シーンとかとてもリアルな動きが作られていると思います。
残念ながら円盤もあまり売れず一期止まりの作品ですが、もし日常系が好きな方は(多少変なところもありますが笑)観てみてください(^^)