oneandonly さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ゆるふわ感満載な作品
世界観:6
ストーリー:6
リアリティ:6
キャラクター:7
情感:5
合計:30
うさぎ山商店街にある餅屋の娘・北白川たまこは、
お餅と、生まれ育った商店街のことが大好きな高校1年生。
商店街が特に忙しくなる年末に、突然、
高飛車な鳥がやってくる。
人の言葉を話すその鳥は、ひょんなことから
たまこの家に居候する事になって……?
たまこと不思議な鳥が繰り広げる、
お騒がせな1年が始まります!
(公式ページより)
職場の知人から紹介があり、劇場版の評価が高かったようにも思ったため視聴しました。
主人公は餅屋の娘(たまこ)。けいおん!の唯のような天然の入っているキャラで、ゆるふわ感があります。ドラゴンボールの悟空しかり、ワンピースのルフィしかり、やっぱり主人公はネジが数本飛んでいるようなキャラのほうが、視聴者の共感が得られやすい(もしくは、物語が作りやすい)のでしょうか。妹(あんこ)や向かいの幼馴染(もち蔵=もっちー)の名前もゆるふわ。
日常系はあまり好みではないですが、そこは安定の京アニ作品。作画が綺麗で、ノリの良いOPは飛ばさずに見てしまいました。餅は見た目も甘さも食感もゆるふわで、見ていると豆大福を食べたくなります。ニャン子先生の真似っぽいデラ・モチマッヅイというデブ鳥も、ゆるふわ感を増幅させています。大きな起伏のない物語ですが、このゆるふわ感で満足できてしまう作品でした。
リアリティ面のツッコミも、{netabare}デラちゃんの存在は設定で、チョイちゃんが突然やってこれた理由も「凄い占い師」ってことで。。あまり気にしてもしょうがないなと思わされてしまいました。
不満と言えば、もち蔵ですかね。たまこに好き好き光線出しすぎで、妹に頼ったりデラちゃんに頼ったり。ユーフォの秀一が男らしく思えてくるほどでした。たまこラブストーリーの相手役なんですかね。そうだった場合、なんか応援したくない気分です(笑)。
あと、日常系なので仕方がないにしても、もう少しグッと来る見せ場は欲しかったですかね。{/netabare}
引き続き、劇場版を視聴したいと思います。
<2019.1.11追記>
現実世界+αのない世界観であり、MAXの7点(音楽、作画もMAX)は高いと思いましたので微調整します。
(2016.12視聴→2019.1調整)