えたんだーる さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
実は、普通に「文化部系の学園もの」なのかもしれない。
マンガ原作のはず(掲載誌のCMやってますし)ですが、原作は未読です。
絵を描くのが好きな主人公の本田珠輝(ほんだ たまき)が高校に進学し、やりたいことを探していたとき、オリエンテーション的な場で自作ゲームのデモをしていたSNS部に興味を持ち、入部して自身もゲーム作りに参加していくお話です。
作品タイトルは作中で作るゲームのタイトルから。
同人ゲームを作る部活なので、即売会などにも参加していくスタイル。そのため部長の村上椎奈(むらかみ しいな)がプログラム作成の他に制作進行を兼任しており、スケジュールや締め切りがあって部員はそれに追われることになります。
ただ、真面目に製作や発表をする文科系の部活動というのは基本的にそういうものであり、これはゲーム作りに限りません。
また締め切りを守れず作品発表ができないことで部としては実績を問題にされたり予算を減らされたり、あるいは個人として信用を失ったりとかはあるでしょうが、それでクビになったりとか、実生活に直結して経済的に困窮したりとかは基本的にはないわけです。
本作品もそんな「文科系の部活」を扱っているわけで、(肉体的にはインドア派だし徹夜したりで不健全かもしれませんが)極めて健全な部活を中心とした学園ものと言えるんじゃないでしょうか。