Dkn さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
一番日常シーンが多いFate(アニメ)シリーズ。
『Fate/Grand Order』Cosmos_in_the_Lostbeltリリース記念!…とかいう口実で書いてみます。リリースヤッター!!
(第2部まで3ヶ月待ったぜ・・長かった。)
原作ゲーム、『Fate/stay night』(フェイト・ステイナイト)の"Unlimited Blade Works"ルート。
2004年に発売され、未だに『厨二』最前線で獅子奮迅の戦いを繰り広げるFateシリーズですが、その更なる火付け
を行ったのがアニメ制作会社『ufotable』が仕掛けた圧倒的なクオリティーを誇る、Fate三部作ですね。
この前にアニメ化されたのが、スタジオディーン版の“Fate”ルート。そして毛色が違う外伝的な“Zero”でした。
『ufotable』が制作する正規ルートは、この"Unlimited Blade Works"が初だったのですね。
そのためか、第一話(プロローグ)と第二話がどちらも約50分で、たっぷりと人物に世界観や相関図を見せます。
原作ファンには「再現度高ぇーー!!こんなとこまでやるの!?」と絶賛される一方で、アニメから入った人には
「Zeroの感じを期待したのに、なんかダラダラしてるし、わからない」と不満の声も多く上がっていました(笑)
実際のところ少数派かもしれませんが、クオリティーや再現度の面では圧倒的に本作が素晴らしいんですけど、
空気感というか、ゲームプレイ時に感じてたFateの印象に近いのはスタジオディーン版に軍配があがる気もする。
人それぞれ、一長一短のアニメ化だったのですが、今更そんなことでケチ付ける気なんてさらさらねぇですので、
アニメはただただ、戦闘カッケェ!女の子可愛い!男キャラカッコイイ!補完シーンうれしい!!!ってな感じで
わたしの脳の住み着いてやがる“考察系アニオタ”スイッチを、offにして見てましたよ。
勿論、それは何度も考察した末ですので、初めて見る方は思う存分脳汁出して下さいませ(゚∀゚)
準主役級である“遠坂凛”と“アーチャー”の2人。そして主人公である“衛宮士郎”を追うストーリーですが、
オススメなのは3人のメインヒロイン(もしくはそれ以外のキャラクター)の、このルートでの立ち居振る舞いを
ひたすら注視し続けることが一番楽しい。
特に分割2クールの前半は一見“Fate”ルートと間違い探し程度の差しかありませんから少し退屈かもしれません。
…本当なら毎朝ご飯を作りに来るエプロン姿の桜ちゃんをそっと抱き寄せてハッピーなエンディングを迎えたい。
けれど…、衛宮くんは変態じゃない紳士なので全く期待出来ない。据え膳食わぬキミにはガッカリだ!衛宮くん!
\桜を据え膳とか言うな!/
まとめると、初めてFateシリーズを見る方にはスタートの話。アニメを追ってきた方にとっては復習、または補完。
Fateシリーズファンにとっては待ちに待った完成版。凛好きにとっては最高傑作。セイバー好きにはサブシナリオ。
桜好きにとっては…いつもの( ´ー`)y-~~
(鍛えられたファン達)
因みに私はステイナイト勢は皆好きなので誰とか無いです。後半の凛ちゃんめっちゃ可愛いから期待してて!!
(ぐぅ・・ホントはあのシーンやあのシーンの話をブワーッと話したいけどそれはFateファンとでもやりますw)
あと、“まじゅつし”って言いにくいよね。