Dkn さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ギャグ全振りのくせに、笑い泣きできるってどういう了見だ。
異世界モノに対するイメージを払拭した王道ギャグアニメ。
{netabare}
1話のCMタイミングでゲームさながらの「PAUSE」でBパートへ行く演出から、
このアニメはダークホースでも何でもなく面白いアニメなんじゃないか?という感覚がありました。
その後の、モンスターハンターのようなBGMからはじまり(作曲家が同じらしいですね)
めくるめく異世界ファンタジーとはかけ離れた、肉体労働と仕事の疲れを癒やす酒盛り。そしてリバース。
肉体労働→酒盛り→リバース→就寝 の繰り返しには、何度も笑顔にさせてもらっています。
{/netabare}
個人的に、このアニメはつかれた時に観るより、気持ちが上がってる時に観るといいのですよ。
その謎はまだ解明されていないですが、暇さえあればBlu-rayを取り出してみています。
異世界転生において、死生観が転生によって変化するという描写を見ることがあります。
RPGのようなファンタジー世界であっても二度目の人生である異世界にリアリティを求めるわけですね。
ほとんどが「強くてニューゲーム」の世界なので“死の危険性を極力排除”しているとはいえ、
今度の人生は上手くやるぞと慎重になったり、逆に達観した感覚で転生する主人公がマストです。
「この素晴らしい世界に祝福を!」では、主人公の『佐藤 和真』通称カズマさんが、
異世界転生のオマケでもらえるアイテムで、ハズレくじの“駄女神”を引いたことから、
能力だけは一流の彼女がいることにより無限に生き返ることが出来、ただのギャグ空間で
死ぬことが無いのでは無く、死は存在するしある程度のリアリティがある世界の中で
死後の世界ですらギャグにできてしまう強みが素晴らしいですね。
アニメーションはもはや一大コンテンツとなってしまい、
アニメオタクとして“好きなアニメ”というのは、名刺代わりと言ってもいい。
近年はメッセージ性の強いものや技術的に高い作品が多くあり、目移りします。
しかし、なんと言われようが、
私が好きなキャラクターを数年ぶりに男女ともに更新したのは
“佐藤カズマ”と“水の女神アクア”なのです。
恥ずかしげもなく言います。 『このすば』大好きだああああああっ!!!!
新作の情報そろそろ教えて下さい、お願いします(T_T)
映画なのかOVAなのか・・・ ソレトモ3キ カナ…(ボソッ