おぬごん さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ヒラコー版「ぼくがかんがえた聖杯戦争」
「HELLSING」の作者・ヒラコーこと平野耕太の漫画が原作
異世界を舞台に、歴史上の人物たちが2つの陣営に分かれて戦う…一言で言うと、レビュータイトルどおり「ぼくがかんがえた聖杯戦争」って感じの作品です
歴史好きで、オタク日本代表みたいなヒラコーですからね、もう面白くないわけがありません
またこれもヒラコーの趣味でしょうが、本家聖杯戦争のような少数精鋭の戦いではなく、あくまで雑兵混じりの軍勢VS軍勢の戦争として描かれている点も特徴的です
特に主人公たちサムライ3人が、それぞれの得意とする武器・戦術を携えて軍を率い戦場を蹂躙する様は、見ていて非常にワクワクしました
また特筆すべきは主人公の選定ですかね
他の登場人物は日本人、外国人含めみな有名所ですが、主人公の島津豊久だけはやたらマイナーな人物です
(ヒラコーのツイートを借りると「世界的な知名度でいうと豊久1、与一2、信長100、木苺爺ちゃん2万位の差なんだよなあ」)
島津の恐ろしさを広めたいというヒラコーの思いと、マイナー故に脚色しやすいという作劇上での意図が見受けられます
難点は、終わり方…てっきり2クールなのかと思ってましたよ!!
何でも原作ストックもほとんど使ってしまったみたいで…2期放送「20XX」とか初めて見ましたよ!!
菅野直や山口多聞の出番はほとんど無し…
ヒラコーのツイートを見る限りでは「HELLSING」の時のような酷評はされていないようでしたので、気長に待ちましょうかね…w