要 塞 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
太陽に陰はできるのか?
視聴前から、鬱だ、鬱だ、と聞かされていましたが、
いざ観てみると、
{netabare}鬱の中の大鬱でした。
救いがなさすぎる。
一視聴者として、
こうなってほしくはないな(悲劇的な意味で)、
という展開に、絶対になってしまいます。
可愛いらしい独特のキャラデザインに、
これでもか、これでもか、というくらいの鬱展開。
筆者にいたっては、物語の序盤ですでに鬱メーターが飽和してしまい、
中盤の絶望展開においては、苦笑いを浮かべていました。
唯一、筆者の期待を裏切らなかったのが最終盤の、ボス戦です。
ここで主題歌が流れてほしい、という激熱の場面で、流れてくれました。
主人公を中心とした善玉の面々が、協力し合ってラスボスと戦う。
このシーンには、12本の鬱話を見せられてきた視聴者のストレスが、
主人公たちに乗り移ったかのような、異常な熱さがあったと思います。
まあ、太陽の熱に浮かされた筆者の妄言かもしれませんが・・・。
{/netabare}
全体的に、見応えのある作品に間違いはありません。
鬱でもグロでも、ギャップ萌え(燃え)でも、何でも来い!
という人に、お勧めです。「見応え」は手放しで保証します。