ぐぅかん丸 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
戦争の在り方を問う物語
・大まかなストーリー
遥か未来、大断絶と呼ばれる戦争により、世界は荒廃しました。今の現代社会はおとぎ話のような存在となり、今とは全く異なる状況の世界が舞台です。
主人公である空深カナタは、廃墟でトランペットを持った女性兵士と出会い、軍に入ればトランペットを吹けるのだと勘違いして、軍の入隊を決意します。
やがて、成長したカナタはトロワ州セーズの街の駐留部隊であるヘルベチア共和国陸軍第1121小隊に配属されます。
そして、カナタが水かけ祭りの日にセーズに赴任するところから物事は始まります。
・カナタ周辺の置かれた状況
ヘルベチア共和国は正統ローマ帝国との長きにわたる戦争をしていましたが、休戦し、半年の月日が経っています。
第1121小隊の駐屯する「時告げ砦」は、無人地帯であるノーマンズランドとの境にあり、その為あまり武力を有しておらず、たった5人の女性隊員しかいません。
なので、セーズの街は戦争の面影がなく、平和そのものです。
※観る上での注意事項
前半の方はさっきも書いたように、平和そのもので特にシリアスチックな事はありません。
ですが、7話位からシリアスな面が濃くなってくるので注意です。平和な世界といっても、あくまで戦争を題材とした物語なので、死人やグロシーン等は覚悟しておいて下さい。
また、だいたい10話くらいから急展開になるので、少々用語等の理解に苦しむかと思います。なので、事前にwikiやpixiv先生で調べておくことをオススメします。
・ストーリーの抽象的な評価
ここではストーリーの抽象的な評価しかしません。詳しい評価が知りたい人は他の人のレビューを参考にして下さい。
ここ最近戦争について調べている自分にとっては、戦争の存在意義について考えさせられるストーリーだったと思います。こんな適当な評価しかできず、すいません。
・最後に
このアニメは、戦争について本気で向き合う人に観て貰いたいです。戦争とは何なのか、戦争は必要なものなのか、といった考えを持つきっかけになると思います。
このレビューが戦争の存在意義を本気で考えるきっかけになれば幸いです。