れく さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
そういえばSAOって評価してなかったな。。もう一度見てみるか!
、、で1話見始めたら止まらなくなり
気づいたら徹夜しながら全話視聴していました。笑
前にも2回ほど視聴していますが
最後まで内容を知っていても見たくなる
そして見てしまうほど惹き込まれる作品です。
「これは、ゲームであっても、遊びではない」
ゲームの中の仮想世界で死ぬと現実世界でも死んでしまうという
なんとも恐ろしいデスゲームですが
そういう世界観をとても魅力的に感じてしまいました。
とにかく1話見たら惹き込まれる。。!
2クール2部構成のお話になっていますが
前半のアインクラッド編は現実世界に帰還するお話で
後半のフェアリィ・ダンス編は
{netabare}仮想世界に閉じ込められたアスナを救出するお話{/netabare}になっています。
アインクラッド編では
各々の方法で攻略組となったキリトとアスナが
時に衝突しながらも協力・共闘し
徐々に心を通わせていくなかで
{netabare}お互いがかけがえのない存在へと変化していきます。{/netabare}
仮想世界での時間が増えるほど現実世界の時間は失われるため
その時間を無駄にしたくないと考えるアスナに
それでも今自分たちが生きているのは仮想世界だと
仮想世界を生きることの意義を唱えるキリト。
この言葉のおかげで
アスナの仮想世界を見る目が変化していきますが
一緒に日々を過ごしていくなか
相手のちょっとした言葉で良くも悪くも影響し合い
お互いの存在を認めながらも
心の距離を縮めていく過程がとても綺麗に描かれています。
アスナの少し強引な性格ゆえに
半ば巻き込まれる形で起こる出来事にも
なにかと理由をつけて受け入れるキリトの懐の深さは
かっこいいと言わざるを得ません。
そしてどんなことも本当に有言実行していくからこそ
みんなキリトに惹かれていくんだろうなと思いました。
個人的な前半の見どころは第10話。
クラディールの策略で{netabare}任務中に死にかけてしまうキリトですが{/netabare}
それにより{netabare}アスナが自分にとって大切な存在であることに気づき
晴れて両想いとなります。{/netabare}
ここでの{netabare}キス~プロポーズまでの流れ{/netabare}は
さすがに展開が早すぎてびっくりしましたが
個人的には非常に高まりました。
最終的には{netabare}ゲームクリアしますが
アスナの「私はあなたを守るほうだもん」という言葉が{/netabare}
あの最終局面で成し遂げられるとは、、かっこよすぎました。
フェアリィ・ダンス編は
無事にSAOから帰還したものの
{netabare}現実世界で眠り続けているアスナを探すために{/netabare}
再度別の仮想世界へといきますが
こちらのメインヒロインはアスナではなくリーファ。
このリーファが実は
{netabare}現実世界での義理の妹、直葉なのですが{/netabare}
初めて出会ったキリトが
ゲーム開始1年が経っても達成されていない
{netabare}世界樹を攻略するという無謀にも近い挑戦をするのに対し
領地を捨ててまで「協力する!」と、、{/netabare}
いい子すぎる!!
こちらは現実世界と並行して話が進んでいくため
各キャラの行動や感情の変化を
ハラハラしながら見守っていました。
{netabare}キリトが和人(現実世界でのキリトの本名)だと知らずに
片想いしていた直葉は失恋してしまいますが{/netabare}
1番いい展開に帰結したかなと思います。
まぁ生死のかかる世界で{netabare}2年もの歳月をかけて
本当の愛を育んだキリトとアスナ{/netabare}なので
今さらその仲を裂ける人など現れるわけないですね。
現実世界の病室で{netabare}二人が再開できたシーン{/netabare}は
本当に感慨深く、感動の嵐でした。
{netabare}「ごめんね、まだ音がちゃんと聞こえないの。でも……解るよ、キリトくんの言葉。終わったんだね……ようやく……ようやく、きみに、会えた。」{/netabare}
このアスナの言葉がすべてを物語っていると思います。
セリフも良かったですが
アスナの声が{netabare}本当に2年間眠っていたかのように{/netabare}
か細くかすれた感じに仕上がっていたのも
非常にグッときました。
現実世界でも仮想世界でも{netabare}須郷がアスナに触れた瞬間は{/netabare}
「汚い手で触るな、この下衆野郎!!」と
心底、嫌悪感と殺意が芽生えていましたが
キリトがやってくれたので良しとします(妥協)。
最後は現実世界でも{netabare}二人が恋人としてラブラブできて{/netabare}
本当に良かったです。むしろもっと見たかった、、!!←
総括として、原作は未読ですが
十分に楽しめる内容のアニメだと思います。
展開に対するワクワク感やドキドキ感があり
かつ主人公最強系なので爽快感も楽しめます。
ヒロインであるアスナも容姿・キャラともに可愛いですし
途中にも書いていましたが
声優さんの演出も素晴らしいので
感情移入しやすいかなと思います。
特にキリトとアスナの声は
吐息が混じっているような柔らかみがあり
それでいてしっかりと感情が伝わる、そんな印象です。
声優さんの素晴らしさを改めて再確認しました。
私だけじゃなくて他の方のレビューも見ての通り
全体的な評価も高いので
まだ見たことないなって方は
ぜひ一度視聴してみることをおすすめします。