ピピン林檎 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
まるでババを引かされてしまった気分・・・JOKER GAMEだけに。
個々のエピソードはまずまず面白かったのですが、とくに後半はもう少し盛り上がる作品になるのでは?と期待していたのに、何だか最後までバラバラの話を淡々と並べただけで終わってしまい・・・。
最初、「D機関」と聴いて、日本軍のマレイ侵攻作戦を側面支援した藤原岩市(陸軍中佐)率いる諜報組織「F機関」をイメージしていたのですが、残念。
インド国民軍(INA)とその司令官チャンドラ・ボースくらい出て来ると思っていたのですが肩透かしを喰らった気分です。
これから視聴を始める方は、本作が舞台としている期間が、昭和12年(1937年)から昭和16年(1941年)の夏頃まで、ということを予め知っておいた方がよいでしょう。
◆各話タイトル&評価
★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
============= ジョーカー・ゲーム (2016年4-6月) ============
{netabare}第1話 ジョーカー・ゲーム(前編) ☆ ゴードン邸捜索
第2話 ジョーカー・ゲーム(後編) ★ 続き、D機関・結城中佐の狙い
第3話 誤算 ★ 1940年ドイツ占領下のフランス内偵任務
第4話 魔都 ☆ 上海租界駐屯部隊の内偵任務
第5話 ロビンソン ★ ロンドンのスパイマスターとの戦い
第6話 アジア・エクスプレス ★ 満鉄車両内スパイ殺人事件
第7話 暗号名ケルベロス ★ 太平洋横断客船の英国スパイ(エニグマ解読要員)
第8話 ダブル・ジョーカー(前編) ☆ D機関と風機関
第9話 ダブル・ジョーカー(後編) ★ 続き
第10話 追跡 ★ 結城中佐の経歴トラップ
第11話 柩 ★ ドイツ国内の諜報活動
第12話 XX ダブル・クロス ★ 昭和14年、ドイツ・ソ連二重スパイの死、女優の引退{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)9、☆(並回)3、×(疑問回)0 個人評価 ☆ 3.5