「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊-ゴーストインザシェル(アニメ映画)」

総合得点
86.6
感想・評価
1103
棚に入れた
6532
ランキング
193
★★★★★ 4.2 (1103)
物語
4.2
作画
4.2
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

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hamasan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

サイバーパンクの金字塔

「攻殻機動隊」シリーズの第一作。

攻殻機動隊には大きく分けて二つの流れがあり、それは劇場版の「本作→イノセンス」(押井守)とTVアニメシリーズの「SAC→GIG→SSS」(神山健治)である。(残りは原作とARISE)
分かりやすいのはTVアニメだが、劇場版とストーリーが繋がっているわけでもないので別にこちらから見ても構わない。

本作はこれといってストーリーがあるわけでもなく、どちらかと言うとサイバーパンクそのものをアニメーションフィルムとしてまとめた感じ。
公安6課の登場あたりから微妙にややこしくなるが、英名のGHOST IN THE SHELLを意識しつつ、テーマである「電脳化が発達した世界におけるアイデンティティの確立」を見失わずにいればだいたい理解できる。

気分としてはブレードランナーから娯楽部分を削ぎ落としたものを観た感じ。その代わりエンターテイメント性は隆盛を極めていた2Dアニメの美麗な作画によって支えられていて、いちおう流し見するだけで一定の満足感は得られると思う。

投稿 : 2016/12/08
閲覧 : 284
サンキュー:

7

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