退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
誰も~見~た~こ~とのない、新世界・・・
怪しいタイトルどおり都市伝説ホラーの雰囲気にサスペンスタッチの演出。OPは思わせぶりな短いカットを次々にバラまいてます。
怪異な状況は全て科学的な裏付け(一部特殊能力)と陰謀によるもの。
出だしでいきなりストーリー中盤の大事件から始まり時系列が逆行して混乱しましたね。
他の方も言われるように情報量が多いので声優さんのセリフが早口な所も多く、気合を入れて視聴しなければなりません。特に
・我聞悠太(梶裕貴さん:今年もたくさん色んな役をされました。ウザイ少年を演じれば鉄板ですね。)
・森塚駿(柿原徹也さん:柿原さんもたくさん色んな役をされました。)
・鷹栖(大塚芳忠さん:さすがベテラン。元々悪党声が合ってるのでイイ感じです。)
の説明的な長セリフ。回を重ねるごとにドンドン増える。
謎解きに必要なキーワードも意味深そうで注目です。{netabare}
・橋上教授の「死」の意味
・CODEの意味
・奥歯に仕込まれた「鍵」
・井の頭公園の池で同時期256人の水死体
・「256」の意味
・BL同人誌「昏い水の底」
・小鳥箱(子取り箱?)
・宗教法人・八福神の会
・アルビノ(白皮症・色素欠乏症)の少年
・見える幽霊、見えない幽霊
・スカイセンサー(AM・FMのみならず短波も受信する昭和の人気ラジオ)
・日下部の知りうる未来
・「新・世界」計画
・スカンジウム etc・etc…{/netabare}
バラバラに動いていた個性豊かなキャスト達も一つの真実に向かって集まって来る展開にもワクワクさせられます。
しかしガモタン、いい「ピエロ」ですね。{netabare}
オタクでもよくある、内気のくせに得意分野の話になると矢継ぎ早に講釈を語り、自己顕示したいのか、さも並の人より知識のある偉い人物感を出そうとしてますね。
今まで安全な蚊帳の外で無責任に語ってたつもりが、いつの間にやら自身が(殺人)事件に関わってしまうことになるや否や、恐怖(自分が疑われる・逮捕される・殺人犯に口封じで殺されるというような暗鬼)で小便チビリそうなぐらいパニクり涙目で狼狽し自身の置かれた状況に断固拒否し、すぐ現実逃避したがるヘタレぶり。おまけに自分は関係ないアピールを呪文のように呟く様は情けないです。
情報量は人よりあっても冷静に状況判断し論理的な思考がまったく出来ず、必死で逃げようとしている様は見ていてイラっとします。しかも彼の行動が第三者の意図的な誘導(?)だと未だ気付かない感の悪さ。
最期に主人公なので(仕方なく)ウォーデンクリフ・ガンでMMGの野望を止めたものの幽体のまま戻れなくなり、それでもアフィブログを続けるとは、さすがガモタン!!
まだまだ未回収の謎や思わせぶりなカットが気を引きますが、続くのかな?{/netabare}