ノリノリメガネ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 1.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
CG技術の一つの到達点
いやすごい!すごいとしか言いようがない!
まぁまずこれをアニメと定義していいのかという問題はあるが、あにこれにあったのでレビューをば。
{netabare}
内容はともかく映像がすごすぎる。人類のCG技術の神髄を感じ取ることができる。
人物の表情や口の動きまでこだわっていて、特に肌の質感がやばい。ニキビ痕まであるくらい。坊主のキャラならホントに実際の人間と区別がつかないほど。
ここまで実写に近づくのなら、最初から役者を使ったほうが良いのではというツッコミすら入れたくなる。
ストーリーは度外視にしてもこの映像のすごさだけで十分感動できた。
物語は主人公サイドの小国が大帝国に一夜にして侵略されるのを、小国側王直属特殊部隊の一メンバーからの視点から描くというもの。
まさか本編で王子らが仲良くキャンプしたり、写真撮ったりしてる間にこんな死闘が繰り広げられていたとは…。
なんかのんびりしてて申し訳ないって思った。
その他、ダイアウエポンやオルトロスなど、懐かしい面々が登場するのでFFファンがニヤリとできるのもナイスだった。
難点を挙げるとすれば、それはヒロインであるルーナの声優。
緊迫した雰囲気をぶち壊すひどい演技だった。これは本人が悪いというか、こんなんでオッケーを出した責任者がどうかしてたとしか思えない。
映像が素晴らしいこだわりようなのに、なんで声優はこんなに手を抜いちゃったのかな、と。とてももったいないと思った。
{/netabare}