挑 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
本当のフィギュアスケートのドキドキが感じられる作品
遅咲きの日本人フィギュアスケーター勝生勇利が、憧れであったスケーターのヴィクトルを指導者とし、世界に挑戦する物語.
この作品がすごいと思うのは、
・〝ジャンプ成功するかな”といったような本当のフィギュア同様の臨場感
・フィギュアスケートという動きが膨大なスポーツをアニメ化する大変さ
だと思います。
一つ目の臨場感は、ジャンプの成否が得点に大きく影響するフィギュアで特に感じられる要素。
ジャンプ前に感じる緊張感は、実際のフィギュアを見ているようで、引き込まれます。
また、その臨場感を感じさせてくれる大きな要素が作画班の苦労だと思います
他の方も言っていると思いますが、動きの多いフィギュアをアニメ化できるのは作画班の努力有ってのものだと思います。
正直に言うと、顔が雑だったりして素晴らしい作画とは言えないシーンも数多くあります。
それでも、膨大なシーンを、臨場感がある映像になるように仕上げてくれている作画の方々にはただただ感嘆するばかりです。
そういったことも含め、この作品を一言でいうと〝すごい作品”だと思います。
---最終回を見て追記---
最終回のフリー滑走は6人の個性がそれぞれ出ていてとてもよかったです(#^^#)
{netabare} JJは序盤はショートの内容を引きずっていましたけど、JJらしさを最後に見せてくれて、見事に表彰台に。
ピチット君は彼らしい元気いっぱいな少年のような演技で、見ている方を楽しませてくれるスケート。夢のアイスショーが叶えばいいなぁ
勇利はやっといいスケートが滑れましたね(^^) ヴィクトルと同じ難易度の演技構成を完璧に滑り切ってフリーの歴代最高得点更新。本当に強くなったなぁと思います。
クリスはヴィクトルのことが本当好きなんだなとww
ジャンプの成否がヴィクトルが見てるかどうかで変わるとかどうなのww
でも、来季にヴィクトルが戻ってきたら今回以上の実力を出してくるんでしょうね。楽しみ(#^^#)
オタベの演技は鬼気迫るような感じで、華やかさとは一線を画した感じでした。これまでの彼のスケート人生を象徴するかのような演技内容と質で、これでJJに及ばないのか……と感じたほどです。
最後のユリオは前々から勇利のことを気にしていたんですね。そんな勇利が金メダルとって勇退しないように頑張る姿、まさしくツンデレですね。
で、結局ユリオが金、勇利が銀、JJが銅で終了。
勇利は現役続行し、ヴィクトルは選手とコーチを兼任。
そして来シーズンへという、一番いい形で終わったかなって感じですね。
そして、2期が出来そうな終わり方でした。
{/netabare}
2期期待!