天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
続私的アニメ感想簿38
お前はオタクだ、オタクになるんだ~っ(ターッ)
チャチャチャンチャラッチャチャーン
白い~ネットの~ジャ~ング~ル~に~♪(ってこらーっ)
1970年3月に公開された1970年春の東映まんがまつりの中の1本です。
(同時上映はちびっ子レミと名犬カピ、ひみつのアッコちゃん、チュウチュウバンバン)
内容はタイガーマスク打倒の為、送り込まれた獣人ゴリラーマン(って、それハロルド坂田のマンガ)じゃなくて獣人ゴリラマンとの戦いを描いた第9話「飢えたゴリラマン」と第10話「肉弾メガトンおとし」の再編集ブローアップ版です。
来日した獣人ゴリラマンは、満員のバス5台に結び付けられた鎖を引くというデモンストレーションを見せるのですが、これって実際にグレートアントニオというプロレスラーがやった事にヒントを得て描いてるんでしょうね。
グレートアントニオの方は、満員のバス3台を引っ張ってますが、このアントニオ、試合の方はイマイチなのに人気を鼻にかけて態度が悪かった為、ミスターXやカール・クラウザー(ゴッチ)に制裁を受けます(う~む)。
アニメの方は名前が同じミスターXにステッキの音で操られている辺り、面白いですね。
獣人ゴリラマンのあまりの凄さに恐れをなした伊達直人は逃げようとしますが(おいっ)ルリ子さんに別れを告げようと訪れたちびっこハウスで、小橋じゃなくてただの健太が、一晩中、水懲りしていた事実(結果、急性肺炎になりますが)に闘う事を決意します。
けど、今度は対ゴリラマン対策のブリッジを、記者相手に披露するタイガーに、間違いを教えようとブリッジを潰した馬場選手に逆恨みする始末(おいおい)
結局、大苦戦するものの、相手の巨体を利用して倒します。
で、勝って初めて馬場選手の真意に気付いて感謝するんですよね。
今、タイガーマスクWをやってますが、作画はともかくシナリオの方は古くてもやっぱり元祖の方が面白いです。